オヤジブログNo.136 - まさか?! が本当に?! Ho 229 B いよいよ開発も最終段階に突入~~!!

▋漆黒の闇夜の中、堂々たるランカスター爆撃機の大編隊に襲いかかる怪鳥を見よ!
これぞドイツ空軍最後の一閃! ホルテンHo 229 Bが見せる凄まじいまでの捨て身による迎撃戦の姿だ!
イラストの作者はアダムさん。いつもながらの迫力ある描写と迫る臨場感をお楽しみください。
(キット内容の詳細は、本ブログの前回 第135号を参照してくださいね)

掲載日:2025.02.14

そうなんです。
まさかホルテンHo 229『B』までがSWS1/32で本当に実現するのです!!

既発売済みの「Ho 229」と「Ho 229 B」キットの主な違いは以下の通りです。
(細かな違いはキットにてお確かめくださいね)

SWS 1/32 Ho 229 B 組み立てキット
●機体
従来のSWSキット「Ho 229」では、未完の試作機「Ho IX V3」をベースに「Ho 229がもし実戦投入されていたら」として完成形を想定して、本来の計画に基づく単座戦闘爆撃機型として再現したが、今回の「Ho 229 B」では、数ある計画機の中でも実用性が高いと見込まれていた複座夜間戦闘機型として再現。
●武装
従来の昼間戦闘機型「Ho 229」に搭載された30mm機関砲「MK 103」2門に加え、夜間戦闘機型の「Ho 229 B」では、同じラインメタル社製の30mm機関砲「MK 108」4門の追加搭載。B-17やB-24を命中弾4発で撃墜できる威力を持つ30mm機関砲を6門も搭載するという、当時としては圧倒的な火力の夜間戦闘機となるはずだった架空の姿をSWSキットで見事再現。
●装備
複座夜間戦闘機型のため、左右に狭いコックピットは前後タンデム式複座とし、後席にはレーダー操作士が搭乗。夜間の索敵用に、機首にはHe 219などに搭載されたFuG 220リヒテンシュタイン・レーダーアンテナを搭載。SWSキットではその繊細かつ特徴的なアンテナパーツの造形表現まで抜かりなし。
●その他
単座型の操縦席はパイプフレームと金属板で作られていたが、複座型のコックピットは、タンデムのバスタブ式として設計。バスタブの下面、側面は防弾板とされる計画だったとも言われている。前後席とも射出座席を装備しシート前縁部には射出時の足かけも装備。レーダー操作士席となる後席にはレーダースコープなどが配置されている。さらに、本キットでは外板パーツがクリア成型のため、「実機を模型で再現する」というコンセプトを存分にお楽しみいただけます。ぜひ単座型と作り比べてみてください。

 世界中のSWS兄弟の皆さんご機嫌はいかがでしょうか。

私たち造形村の本拠がある日本の京都市は目下冬真っ盛り。先週は今季最強の寒波が襲来し、珍しく京都の都市部にも数センチの積雪があるほど冷え込んでいます。

 また今年の冬は異常に積雪が多く、南北に長い日本列島の日本海側には例年の2、3倍をこえる降雪があり、特に北陸エリアから東北エリアにはなんと3メートルを超える地域までがあって、そこに住む人々の生活や交通などに多大な影響を与えているようです。

どうかくれぐれも雪下ろしには特段の注意と、高所作業には必ず複数人であたり落下事故や雪崩による事故の防止を心がけていただきますようお願いいたします。
 私たちボークスグループにも、京都府の北部、丹後半島に社員の保養施設があるのですが、すでにこの冬は50センチを超える積雪の上に、断続的に追加の降雪が続いており、残念ながら閉鎖状態になっています。
 早く春がやってきてほしいと願う毎日です。

 さて今回のこのブログでは、一足お先に近日発売予定のSWS 1/32キットのパッケージアートをご覧いただきましょう。

 各機とも、発売まではまだ少しの時間がかかりますが、キットの醍醐味「前味」として、続々と仕上がってくる美しいイラストをお楽しみください。


B-17の天敵 Fw 190
時にはP-51を屠る!

▋こちらは、ご存じデニスさんの描き下ろし「Fw 190 A-8」のSWSパッケージアートです。
怒涛のように押し寄せる連合軍のB-17、B-24の大編隊。
そしてその護衛機として随伴してくる難敵P-51との死闘場面がイキイキと描かれています。

戦爆万能機 Fw 190 が見せる祖国防衛戦の再現をあなたの手で!

 SWS 1/32 Fw 190 ファン待望の「A-8型」が着々と開発進行中です。
本タイプの詳細は以下の通り、既発売中のA-4型やその次に発売を控えているA-3と比較してWWIIの最優秀戦闘機をあなたのコレクションにお加えください。 発売までもう少しの時間がかかります。
(下記のキット解説は紙面の関係上、主な部分のみです。詳細な考証による再現部分はどうぞキットにてお楽しみください。知る人ぞ知るという言葉にピッタリの内容です)

SWS 1/32 Fw 190 A-8 組み立てキット
●エンジン
A-4型と同じ、現用航空機のエンジン制御の先駆けとなったコマンドゲレート搭載のBMW社製空冷複列14気筒エンジン「BMW 801 D-2」にご注目。機首下側の1箇所だけ集合排気になっている排気管や、トラス状の支柱を通じて防火壁に結合されることで胴体の主構造体である防火壁と縦通材へと荷重分散する仕組みを持つエンジン架など、組み立てながら機体構造やエンジンからの空気の流れまで感じられるのもSWSの真骨頂。
●機体
A-8型は後期の代表型で、Fw 190シリーズ全型の中で最大の生産数約8,300機を誇り、武装強化を見越した主翼上面のバルジ追加と下面のハッチの小変更など、前線からの要求をかなえるだけの装備を内包するべく変化してきた外観デザインが特徴。A-8型とA-4型の違いは、基本構造をそのままで各部を強化したものとなっており、内部における特徴的変更はA-5型の時点で延長されたエンジン架と、武装の強化、追加燃料タンクの搭載、そのタンク搭載に伴う無線機搭載位置の移動など。外部の構造は、概ね上記の内部構造を収めるための改良と、アンテナ類の追加となっている。
●武装
A-8型の固定兵装は標準では主翼に20mm機銃×4、機首上面に13mm機銃が搭載されている。これらは、A-7型での装備をそのまま継承した強力なもので、詳細は以下の通り。
機首上面機銃「MG 131/13mm」は、装弾数400発×2 。内翼機銃「MG 151/20mm」は、装弾数250発×2 。外翼機銃「MG 151/20mm」は、装弾数125発×2。
●装備
Fw 190シリーズはA-5型以降強化された主脚柱を採用している。この脚柱は、各部5mm前後筒の厚みが増しており、デザインも少しシンプルになったもので、A-5~Doraまで使用された。初期の型から重量が大幅に増加した後期型に至るまで、わずかな改良だけで対応しきったところから、クルト・タンク博士の先見の明が強く感じられる部位である。
●デカール
所属部隊は5/II/JG300。エルンスト・シュレーダーの乗機「赤の19」を、発色鮮やかなカルトグラフ社製デカールで詳細かつ美麗に再現。
●その他
A-4型から基本構成は継承されながらも、各部に搭載され機器に対応した操作系を追加することで少しずつ改良されてきたコックピット内部にもご注目。主に計器盤や、サイドコンソールの盤面が変化している。A-8型には左舷コンソール後方寄りの箇所にエンジン始動を助ける燃料噴射用の手動ポンプが追加されているのも特徴の一つである。

以上、1/32スケールキットならではの詳細表現と実機探求の醍醐味がたまらなく魅力的な作品となっております。
Fw 190に限りない憧憬を持つあなたと私に何より嬉しいキットが着々と開発進行中です。 発売のその日までどうぞお楽しみに!!


P-51とならば互角!
日本陸軍戦闘機パイロット達から絶大な信頼を勝ち取った名機ついに誕生!!

▋日本本土上空にて壮絶なる真剣勝負にかける2機のドッグファイトを見よ!
 激烈なるGと、敵機との空中戦を見事に描きだしたダリルさんのイラストに拍手です。
描かれた五式戦乙型は、陸軍第111戦隊所属機。 いよいよこのパッケージアートをまとってあなたのお手元に届けられる日が迫っております。 どうぞお楽しみに!!

 五式戦さえあれば!
他には何もいらない!! 歴戦の陸軍戦闘機パイロット達にそう言わしめた非凡なる名戦闘機がもうすぐあなたのコレクションに!

 大東亜戦争の末期、突如日本本土の空に、厭戦気分を吹き飛ばすかのような戦闘機が出現した!
 即、発動するエンジンを回せば軽々と上空に舞い上がり、煌めく機体を踊らせて難敵に互角に立ち向かうことができたその戦闘機こそ日本陸軍戦闘機キ-100「五式戦」。

 いよいよ造形村SWSからついに実現です! 期待してもうしばらくお待ちください。


お待ちかね~~~~!
  いよいよBf 109 Gの初期型から後期型への橋渡しとなった重要な機体「G-4」型があなたのお手元に!!

▋向かうところ敵なしの気迫を爆音に載せてアフリカ戦線、北アフリカの砂漠上空を僚機と哨戒飛行する2機を見事に捉えたビンチェンツォさんのイラストに、もう私の耳にはあの、DB 605エンジンの放つ咆哮が聞こえてきます。
さあ、これが皆さんの手にかかれば一体どのようなG-4型が再現されるのでしょうか。
 私までワクワクしてきます。

文字通りWWIIのドイツ空軍を代表する名機、Bf 109の各タイプの中でも、生産数が少ないながらも写真偵察機型やサンドフィルター搭載型のアフリカ戦線仕様など、特殊な環境でも華々しい活躍を見せたのがこのG-4型です。
 それがいよいよあなたの前に最新版のSWSキットとして登場いたします。
ご注目の既発売の Bf 109 G-14型やG-14/U4タイプ等と異なるのは下記の通りです。
 勿論、異なる部分はもれなく1/32スケールの許す再現限界にて挑戦しています。
どうぞお楽しみに!!

SWS 1/32 Bf 109 G-4 組み立てキット
●エンジン
G型の多くは液冷倒立V型12気筒「DB 605」系エンジンを搭載した。DB 605はBf 109 Fまでに搭載されていたDB 601の排気量を33.9リットルから35.7リットルへと大きくし、サイズは同じとしたもので、最大回転数は2,600rpmから2,800rpmへと向上した。出力は1,332hpから1,455hpへと増大した。MW 50やGM-1などのブーストシステムも併用できるようになった。SWSキットでは、G-14型は胴体内後部に水メタノールタンクを標準搭載し、MW 50パワーブーストが使用可能な状態として再現したが、G-4型はG-2型までと同じくタンク非搭載の状態を再現している。
●機体
アフリカ戦線に配備されたサンドフィルター付きのBf 109 G-4/R6 Tropを詳細再現。Bf 109 Gシリーズの中で最後の量産機となったG-14型とは異なり、G-4型は、G型初期シリーズの大半を占める与圧キャビンを持たないG-2型とほぼ同仕様の機体で、写真偵察機型が多かった。本キットでは、カメラを搭載する代わりに主翼下にMG 151用のガンポッドを装備して中高度戦闘機として運用されたR6仕様を細部にいたるまで徹底再現。発売済みのG-14型との違いをじっくりとご堪能ください。
●武装
いずれもラインメタル社製の航空機関銃で、G-14型が機首上面にMG 131/13mm×2、エンジン軸内のモーターカノンとしてMG 151/20mm×1を装備したのに対し、G-4型は機首上面にMG 17/7.92mm×2、軸内は同じMG 151/20 mm×1を装備した。固定武装としては中口径のMG 131を装備したG-14型に対してG-4型は小口径でやや非力だったが、両主翼下にはカメラの代わりにガンポッドを懸架し、そこにMG151/20×2を搭載する機体もあった。
●装備
頑丈なランディングギアを備えるFw 190と比べてやや華奢なBf 109の主脚柱は、G-14型では後期型のスタンダードなホイールハブを持つ大型タイヤ用の脚柱だったが、G-4型では初期のスポーク付きホイールハブを持つ小型タイヤ用の脚柱だった。両者の違いはオレオの上にあるモールドの有無で区別がつく。(G-4用はモールドなし)さらに、サンドフィルター付き砂漠仕様の機体には必ずと言ってよいほど搭載されているアンブレラホールまで抜かりなし。このような微細な装備品の違いまで徹底的な実機取材に基づき完全再現。
●デカール
所属部隊は8./JG53で胴体後部の白帯と白いラダーが特徴的な「黒1+黒I」と、III/JG3所属で胴体後部には黄帯の「黒<<+黒I」の2種を、カルトグラフ社製デカールで詳細かつ美麗に再現。
●その他
Bf 109各型の差異を極めるにあたって最も重要な部位のひとつであるキャノピー形状も、細部にいたるまで徹底再現。G-14型ではパイロットの視認性を上げるためフレームが少ない後期クリア型キャノピー「エルラハウベ」の後期型形状を採用したのに対し、G-4型ではG-2~G-6前期まで使用された頑丈でフレームが太く四角い形状の前期ボックス型キャノピーを採用している。その他、搭載する無線機やそれに対応するアンテナ類などの小さな部品までも詳細に再現。Bf 109各型のうち最も多く生産されたG型の中でも、初期シリーズと最後期シリーズの違いが組み立てながら学べるのもSWSの真骨頂。

今回のブログでは、近日発売予定のSWS1/32キットのパッケージアートのご紹介をいたしました。

いずれの作品も、まだまだ発売は先のことになりますが、今からコレクションのその日まで、指折り数えて楽しみながらお待ちくださいね。

まだまだ北半球には厳しい冬の日々が続きます。 どうぞSWS兄弟の皆様には悪質な風邪などに罹らぬよう、暖かくしてお過ごしくださいますように。

そしてあなたと私の頭の中には、いつもSWSキットの勇姿が舞い踊りますように。

造形村 代表 重田英行

P.S.
前回のこのブログをご覧いただいた、世界中のSWS兄弟からの病気お見舞いメール本当にありがとうございました。

おかげさまで今のところ、腎機能も心臓も、そして脊柱管の症状にも大きな変化も無く、毎日を無事元気に過ごしております。
どうかSWS兄弟の皆様もお体にはくれぐれもご留意の上、健やかな毎日を過ごしていただきますよう、はるか日本の京都の空より祈っております。
またいずれかのイベントなどで皆様とお目にかかれる日のくることを願いながらより良きSWSキットの開発に邁進いたします。


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