■ついにSWS32 Do 335の最終試作ランナーが私の元に届きました!
この試作ランナーを私が一通り試作してみて、問題がなければこのキットがあなたの元にお届けとなります。
さあ、一足お先にこの素晴らしい航空機模型キットの味を、あなたとご一緒に楽しんで参るといたしましょうか。
早春の古都。
京都の空に小雪が舞う寒い一日から一転、何故か今日はぽかぽか天気の心地良い日差しがさしてきましたぞ。
世界中のSWS兄弟の皆さんお元気ですよね?!! 良かった~~!!
なあ~に元気なら元気で、細かいことにかまうこたあ~ありませんぞ。
美味しいモノを腹いっぱい食べて、家族みんなを巻きこんであなたの素晴らしい趣味であるSWSキットの製作を目いっぱい楽しんでしまいましょう!!
人間。60才を過ぎたら、もう何をしても何を言っても大丈夫。と、昔から世界中の法律で決まっているのです・・・。でしょう? え、もしかして?
そう! 家族と世間の目はそんなに甘くないですって?
おっとぉお~~!! それはあなた気のせい~気のせい~! きっとあなたのいないところでは、みんなもうベタ誉めのコンコンキチなんですから~。
え? その言葉の意味が判らん?
大丈夫、まだまだこの世界には不思議なことの方が多いのですから。言葉の
一つや二つ、なあ~んてことはありませんぞ。よろしいな。
んな訳で
今回はつい昨日、ついに届いたSWS32 Do 335の最終ランナーの確認と試作を兼ねて私が素造りで製作をいたして参ります。
発売はまだ少し先になりますが、写真と私の解説でどうぞその臨場感を楽しんでくださいね。
■ほらほらほら! 試作3時間でもうここまで来ましたよ。
例によってこのSWSキットも気持ちが良いほど
「パーツの合いはバッチリ!」です。
毎回の試作工作には勿論、写真のオヤジの七つ道具が大活躍いたします。
左からプラキット専用ニッパー、プラカンナ、ダイヤモンドヤスリ、
ピンセット、成形刀、そしてブタ毛の歯ブラシです。
かんたんなこの工具達があるだけで、みるみるキットを組み上げて行きます。
■レシプロ機の命はプロペラ!! 当然ですよね当然!!
だから今回の、このDo 335のプロペラは正に逸品と呼ぶにふさわしい、素晴らしい出来映えですぞ。
プロペラにうるさいこの私がそう言うのですから間違いなし!
みなさんもそんな私を信じてくれますよね。信じるモノだけが幸せになるのですぞご同輩。
そしていやはや、このプロペラの美しいことと来たら!
もう! その正確な形状表現といい、その厚みや独特のひねり具合、そして根本から先端までの微妙に連続したソリ形状の再現までまでまで。
実に見事なプロペラの仕上がりをお約束いたしますぞ。
そして特筆すべきは、ランナーからの湯口が写真で見るとおり、根本の後部に持って来たことでしょう。
この設計部の工夫と金型師の技で、難しいプロペラパーツが一発で抜き上がりました。
おかげで私達モデラーは、パーツ両端のエッジに軽く240番と800番の耐水ペーパーをさっと当てるだけで、もう素晴らしい仕上がりが一発で得られるというわけです。
やりましたね造形村開発チーム! えらいぞ!
■ほら! こんなところにランナーの湯口が持ってきてありますぞ!
だからプロペラの両先端は、設計したそのままの状態で抜き上がっています。
後はほら、成形刀でこの切り出した突起を綺麗に整形するだけです。
短いブログではありますが、ひとまず今日は、ここまでといたしましょう。
この続きは近日。
注目の「DB 603エンジン」の組立をご案内するといたしますからご用心
ご用心。
それまでしばしのあいだ、あなたがこのキットを絶対に買うことを決断するための、何より重要で肝心な作業が残っておりまするぞ。
まずは遠謀深慮の政治工作から、または孫を総動員した懐柔策など、
おっとまだまだ「将を射んとすればまずは馬から」の例え通り、家族サービス、ガレージの掃除、外壁の塗り直し。トイレ掃除も大きな得点になりますぞ。
その上、難攻不落な奥様方にはサプライズな小物プレゼント作戦も良いかもしれませんぞ。
ともあれ、「この一つくらいなら大目に見るわ。」という大人の熟成した回答がでるまでの辛抱ですからな。
短気は損気。 失敗は成功の母。 成るまで止めないのがコツですぞ!
では、では、貴兄らの健闘と奮闘を祈りつつ・・・・。
がんばれ~~世界中のSWS兄弟達よ!!
絶対にDo 335は手に入れるのだ~~~~~~~~~~~っ!!
造形村 代表 重田英行