そうなんです!
なんと早朝午前9時にはもう開場です!
それを待ちきれないモデラーやファンが、会場の入り口にわいわいと楽しそうに詰めかけています。
良いですね~~このわきあいあいとした楽しそうな雰囲気。
どのオヤジの顔も、その目も、まるで少年のようにキラキラ輝いて見えます。その中の少年の一人でもある、この私までがキラキラしてしまいます。
キラッキラッキラ~~~~~
おっと、あちこちで模型談義に花が咲いていますよ。
こちらではスマホで自慢の作品写真の見せっこです。ワイワイガヤガヤ ~~~~
きっとこの中には造形村の話も出ているんでしょうね~~ なんだか聞いてみたいようなその反面、それが怖いような~~
そしていよいよ開場の時間です!
おお~!! 見よ!! ドアが開くやいなやその瞬間!
さわさわとオヤジ達の群れが私達のブースに向かって無言の進撃開始です!
なんと今日も我が造形村のブース前には朝一番から早くも行列がぁ~!!
なんて嬉しいことなんでしょう! みなさんSWSの32ホルテンがお目当てです!
「今日こそは絶対に買うぞ!」
そんな決意にも似た波動が皆さんの顔とでっかい身体から、私達の方にもビンビンと伝わってきます!
もしも今日もそれが買え無かったら、私など張り倒されてしまいそうな勢いです。
買えた方、買え無かった方
少ない在庫を目指して並んでいただいた全ての皆さん、本当にありがとうございました。
惜しくも買え無かった方。
みんな私が悪いのです!どうぞ張り倒さないで許してくださいね。
実はこのSWS32ホルテンキット。
記念すべき創立50周年という今回のIPMSバージニアに、造形村から主催者と参加者の皆さんに尊敬と祝意の気持ちをこめて、どうしても会場での販売を間に合わせたかったのです。
ホルテンキットの開発開始から約2年。
我々小さくて未熟な模型メーカーにとって、それは余りにも過剰な課題を抱えたキットの開発計画でした。
本来ならば、10月の末にならなければとうてい発売は出来ないという状況の中で、多くのスタッフ達が様々に襲い来る困難な作業をこなしてくれました。
IPMSバージニアが開催となる8月6日の朝一番、会場の造形村ブースにおいて32ホルテンの発売を可能とするためには何をどうすればいいのか。
そこには金型製作を受け持つ工場スタッフ達の懸命な努力、またたとえ少数ながらでも、きちんとした商品としてお届けが出来るところまでの内容に仕上げてくれた生産ラインスタッフ達の絶大な協力がありました。
そしてその商品を会場で展示販売出来るまでに準備してくれたありとあらゆる人々の苦労と努力も数え切れないほどありました。
文字通りどの作業も、スタッフ達がぎりぎりの瞬間まで粘りにねばって頑張り続けてくれた結果、ついに32ホルテンの発売が可能となったのです。
そんなこともあって、実は造形村の我々でさえ、SWS32ホルテンの正規の生産品を見るのは、工場から直送されて、この会場に届いていた真新しい段ボール箱を開けるその日その時が、なんと初めてだったのです!
そして日本から手荷物で持参した「説明書」と「デカール」を、今まさに行列をされて、お買い上げになったファンの目の前でキットにセットしてお届けするという、誠に際どい販売風景までをお見せしてしまったという訳なのです。
いやはや今回の出来事は、何事もやれば出来るという見本のような結果となりました。
え? それは日本軍得意の突貫作業というものでしょ。ですって!!
そうですそうです、我々はその末裔ですものこれからもこの調子で乗り切って参りますぞ!
ともあれ私も開発チームメンバーも今、IPMSバージニア会場における、限定的な商品販売とはいえ、無事にあなたの夢をあなたにお届け出来たその事の安堵感に浸っています。
ここからは10月下旬新発売を新たな目標に!!
いよいよ日本国内を皮切りに、SWS32ホルテンの発売に向けて更なる努力を致すのみです。
全世界のホルテンファンの皆様、どうか今しばらく楽しみにお待ちくださいね。
目下、着々と生産が始まり出しましたよ!
■本日のホルテンは10個のみか?! |
■今日こそホルテンを買うぞ!! はいはい買えますよ! |
■おっ! 買えましたね!! 良かった!! |
■その嬉しそうなあなたの顔こそ、何物にも代えがたい私達の勲章です! ありがとうございます! |
■これだよこれっ! ホルテンだよ! 知ってるかい? 知ってますよ。あなたの為に苦労してきたのですもの! |
■おお~おしゃれなキャップがお似合いの紳士にもホルテンが! ところで紳士殿。このキットだけは絶対に作りあげてくだされよ。このキットこそ、あなたがホルテンに想像していた全てがスケールモデルとしてぎっしりと実現していますのじゃから。 |
■ほら、これがSWSのホルテンだよ。中身が詰まっているのかかなり重いね。並ばないと買え無いなんて。私は買えたから良いけどね。 |
■俺にも買えたぜ! え? あなたはもしかして他のディーラーメンバーさんでは? そんなあなたにまでコレクションしていただけたとは光栄です。 |
■ほれほれ、これが噂のSWSホルテンじゃ。そう言うあなたも他のディーラーのメンバーではありませんか? |
■私もホルテンに並びました。そしてついに買えてしまいました。いやああ~~ありがとうございます。これからきっとあなたもSWSキットの虜となりますぞ! その楽しさを覚悟してくださいね!! |
■買えたぜ。と、片手で掴んだその品は? 無論ホルテンですね。もう少し嬉しそうな顔をしてくださると、私も嬉しいのですが! でもこうして並んでまで買ってくださったあなたに拍手です! |
■私は充分嬉しいよ! ハイ。あなたの顔には確かにその気持ちが表れておりまするぞ。このキットを手にしたあなたのお目の高さに敬服です。 |
■やりましたね! ホルテンがあなたのところに舞い降りましたぞ!「そうだよ。応えられないこの大きな箱とイラストの感触が良いよね。」ところでもしかして、もう限定の10個を越えて販売してませんか!?? |
■買えました! ホルテンを!! |
■おっ! あなたもおしゃれなシャツがお似合いですな! |
■いや~ぁ!! あなたのこの嬉しそうな笑顔!! 正に私の気持ちと同じ喜びの波動を感じますぞ! |
■ホウッ! 素敵なヒゲ面のあなたはホルテンと震電をダブルでゲットという快挙を成し遂げましたね。あっぱれ! |
■で、とうとう本日も、明日の為に準備していたキットの一部までを余分に動員しても、それでも全て売り切れとなってしまいました。並んでも買え無かった人の残念そうな顔が今も忘れられません。本当にゴメンナサイ!! |
そうそう、今回のIPMSバージニア会場には、我がビッグブラザーたるジョーさんがアリゾナ州から、そしてまるで私と双子の兄弟のようなジョンさんという心強いメンバーがネバダ州から、造形村USAメンバーとして参加をしてくれました。
このジョーさんは、なんとあのオシコシ飛行機ショウにボランティア参加をした直後に駆けつけての参加です!
そのタフネスぶりときたら、もう理想的というか、筋金入りというかアメリカンオヤジの姿そのものです。
しかも御年84才!! 全米中を愛機を駆って飛びまくり、その人生を隅から隅までエンジョイしまくっているまさにスーパーオヤジなのです!
だからジョーさん。会場に着くやいなや、挨拶もそこそこに、気がつけばもうメンバーの一人としてSWSの説明から販売、そしてリクエストの募集まで、私も舌を巻くばかりの活躍ぶりです。 疲れを知らない我がジョーさん。
私の最も尊敬するアメリカのビッグブラザーであります。
そしてこちらはジョンさん。SWSスカイレイダーの攻略本に素晴らしいキットレビュー記事を執筆してくださったことがきっかけで今回、はるばるネバダ州からの参加です。
この兄弟も、ベトナム戦に従軍した後帰国。
仕事の合間に飛行機、ヘリの操縦からハーレーまで、何でもこなしてしまうと言うこれまたアメリカンなオヤジなのです。
戦場での負傷が元で、歩行は不可能という状況から見事に復活!! この会場でも朝から夕方まで数時間、立ちっぱなしで造形村を手伝ってくださいました。
しかもこの兄弟。私がいくら休憩を促しても「これが俺の任務だよ」と軽くいなして素敵なウィンクで頑張ってしまうのです。正にガッツとクールが服を着ているような男前のアメリカンオヤジなのであります。
さあ、もうこの3名が揃ったら造形村のブースは一変!大変な戦力増強です!!
なにしろ私を除いてこの二人は英語の達人?なのですから。今までの造形村ブースで唯一足り無かったユーモアたっぷりの「英語のジョーク」が連発です!!
ナイスなジョークってほんといいですねえ~~!! 楽しいですねえ~~!!
来る人と来る人に、ジョーさんとジョンさんのジョークが飛び出して、もうブース周辺のオヤジ達の顔には笑顔がいっぱいです。
勿論、オヤジ達も素敵なジョークで返して来ます。いやはやアメリカのオヤジのその反応と頭の回転の速いこと早いこと!うらやましくなってきます。
こうして毎朝9時の開場から延々19時の閉会までなんと10時間!!
IPMSならではの嬉しい時間が過ぎて行くのでした。ジョーさん、ジョンさん本当にご苦労様でした。そしてありがとう!!
今日はここまで。 次回の報告をどうぞお楽しみに!!
毎日毎日、雨の日が続く日本の京都からでした。
造形村 代表 重田英行
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どうです、キット化が完成した32ホルテンのそれと比較していただければ、もう一目瞭然でしょ!!
この立体画像で描かれた通り、そのままそれがSWSキットとして再現されて来るのです。
Do 335の機体構造から各部の再現、そしてメカと動作と細部の描写まで、SWSキットならではの、本格的なスケールキットとして目下その開発が進行しています。
ただ、まだまだこれは基本的な3D図面の状態です。ここから各部についてより詳細な考証や表現を出来る限り加えて行きます。そしてあなたがあたかも実機を組み立てるかのような感覚と喜びを得ていただけるよう工作工程の再現に磨きを掛けて参りますね。
このSWS-Do 335こそが、あなたのコレクションとして本当にふさわしいキットとして認めていただけますよう、開発部では今日も詰めの検証作業を続けています。
もうしばらくのご辛抱です!!
このSWS-Do 335の発売が実現するその日まで、どうか今しばらくは32ホルテンの組立工作を楽しみながらお待ちくださるようお願いいたします。
ここはほら、あなたのモデラーとしての目利きと我慢強さだけが私達の頼みの綱ですぞ!
牽引用DB 603 Aエンジンからコックピット、燃料タンクから胴体構造、そして推進用DB 603 Aエンジンまで、あなたはあたかも実物の「Do 335」を組み立てて行くかのような工作世界に入ってゆく事になります。
1/32スケールで再現する飛行機模型の世界はもう、ここまで来ているのです!
すでに何機もSWSキットを組み立てたベテランのあなたには勿論、まだ一機もSWSキットは組んだ事がないあなたにも、今度こそ組み立てていただきたいキット。
それがSWS-Do 335です。