オヤジブログNo.118 - 32 SWS Bf 109 G-14/U4の説明書が完成で~す!! その3
掲載日:2022.04.15

第3回目はBf 109の胴体の工作に突入です!

 春の到来を華やかに告げる日本の「桜」も、若葉の芽生えとともに散ってしまいましたがSWS兄弟の皆さんにはいかがお過ごしでしょうか。
 にっくきコロナの蔓延は今も世界中を混乱に陥れています。そしてウクライナの戦乱もいまだ余談を許さぬ状況にあって、世界中の人々の心を揺さぶり続けています。
 どうかこれ以上の戦禍が拡大しないことを祈りつつ、このブログをSWS兄弟の皆さんにお届けいたします。

▋例によってBf 109の胴体パーツには、各種隔壁からエレベーターのカウンターウェイト、水メタノールタンク、酸素ボンベ、マスターコンパスに通信機、尾輪までがしっかりと組み込まれる重要な工作となります。
一旦完成してしまえばこれらはもう後から見ることは出来ませんが、Bf 109という航空機の持つ真髄は製作者であるあなたの頭の中にはっきりとその軌跡を残すことになります。

▋Bf 109という航空機が、極めて合理的に設計されていることがこの胴体の構造や艤装品、そしてその配置から伺うことが出来ます。
特に主車輪、降着装置の巧妙な取り付け方法はこの機体ならではの特徴であり、また同時に苦肉の策であったであろうことも知ることが出来ます。

▋胴体の完成まで進んできましたが、いかがでしょう。
このままエンジンを搭載せず、ぐっと踏ん張った降着装置に主車輪を組み合わせて、Bf 109というドイツ空軍戦闘機の名機たる理由とその構造美をじっくりと味わってみては・・・・。
 この決して大きいとは言えない、いや極めて小型の戦闘機が、なぜWWII屈指の存在となれたのか、まるでエンジンに翼を付けただけのようなこの機体がなぜ大戦の全期間中にわたり延々と生産され続けたのか。
 その秘密のようなものがこのキットを組むことで次々に明かされてゆくことでしょう。

次回はいよいよ主翼の工作から主脚の取り付け、そしてプロペラやエンジンカウル、各部装備の取り付けまで一気に完成までの工作をお見せいたしましょう。

Bf 109 G-14/U4 ハルトマン キットをご予約をいただいた皆様には、キット発売まで、もうしばらくの時間をいただきますがどうぞその時が来るまで、いつものとおりその前味を存分に楽しんでいただきますようお願いいたします。

 そして世界中のSWS兄弟に穏やかで楽しい毎日が訪れますように。

造形村 代表 重田英行


2022年 IPMSオマハに
ご参加予定の皆様へお知らせです~~

 あいにくコロナ騒動のため、今年も造形村は参加ができませんが、先日会場のラッフル用として「SWS32 ヘンシェル Hs 129」 と「SWS48 F-4EJ改 Go for it!! 301sq」を提供させていただきました。
 さあ、このキット達がどなたの手に!? IPMS共々どうぞお楽しみに!


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