異常気象のせいでしょうか、はたまた台風崩れの温帯性低気圧の接近のせいでしょうか、ここ日本の京都では、今日も激しい雨が降り続いています。
世界中のSWSファンの皆様こんにちわ。
このブログを見てくださっている皆さんのところの気候はどうでしょうか。
どうか世界中で猛威を振るっている異常気象の悪い影響が出ていませんように。
さて、今回は造形村SWS開発チームのIPMSコロラド参戦の様子をお届けいたしましょう。
前回の2012年フロリダ会場で私達が受けたあの興奮と衝撃を胸に、いよいよSWS開発チームは大阪関西空港から出発です。
今回の出張は全行程で一週間という長丁場。その上に開発チームにはスミソニアン博物館での実機取材も加わって、長い長いアメリカ旅行となりました。
しばらくは日本食ともお別れです。そこでメンバーはいつもの通り、戦の前の腹ごしらえとばかり、早くも空港レストランでの前祝いを開催するのでありました。
と言うか、造形村のイベント参加は食べてばかりの旅行であるという噂がありますが・・・・・・。
それは・・・・実はホントウの話です。
んが、楽しい楽しいIPMS参加に野暮な疑問はノーサンキューでお願いですぞ。
ではそろそろ出発といたしますか、いざコロラドへ!!
SWS開発チーム6名がボークス本社前に整列?あれ?2名はどこへ?早くも暗雲がたれこめるかのようなアメリカ旅行ではありますな。 |
と、思ったら!こんなところで前祝いをするメンバーの姿が!こんなことで我々は勝てるのだろうか?ビールで乾杯している場合か! |
寿司ともしばらくのお別れです。でも向こうには美味しいものがいっぱいあるとか。なにしろデンバーは肉の本場ですぞ!おい、よだれよだれ! |
さて、親しい人達へのお土産も忘れてはなりません。今回は神戸のケーキとキャンディを準備しました。 |
さて皆さん、コロラド州とは何処にあるのかをご存じでしたか。
そう、そこは北米大陸の丁度ど真ん中。北にはワイオミング州にネブラスカ州。
東にはカンザス州。西にはユタ州が、そして南にはニューメキシコ州とオクラホマ州に囲まれたところに広大な地域、コロラド州が広がっています。
州の西の端には南北にロッキー山脈が走り、主に牧畜が盛んなアメリカを代表する州です。
その州都デンバーにおいて2013年のIPMSのイベントが開催されるのです。楽しみですね~~
私、コロラドは初めてなんです。
なんでもロッキー山脈が間近に見えて、それはそれは素敵なところだと聞いています。
一路、SWSチーム一行はデンバーを目指すのでありました。身体検査も無事終了。いよいよここからは外国であります。 |
これが我々をサンフランシスコまで連れて行ってくれる旅客機だ。がんばってね~!! |
飛行時間11時間!とうとうアメリカの玄関口サンフランシスコ空港に到着です。ここは来る度に新しく、そして綺麗になっていますね~。 |
さあ、ついにデンバーに到着です!なんだか空港まで私達を歓迎してくれているようです。でも夜昼が逆転しているためか体調が!? |
飛行時間約11時間。
関西空港からはデンバーへの直行便が無く、我々は一旦サンフランシスコで米国に入国です。ここから更に国内便で空路2時間。
長い長い時間をかけて我々一行は無事デンバー空港に到着したのです。
やれやれ、これでやっと飛行機のシートから開放です。
8月12日(月曜)
荷物を受け取り、空港に隣接のレンタカー乗り場に向かいます。
メンバー6人と、バッゲージ7個が載せられる車が予約されているはずです。
さてさてその車種は何でしょう。これも今回の旅行の楽しみの一つです。
そして指定されたのはダッジのミニバンでした。この車、さすがは米国車です。なんと人間6名とその荷物もなんのその、すんなりと普通に呑み込んでしまいました。恐るべしアメ車の実力。
昨年の英国で開催されたIPMSテルフォードの参加では、のっけからこのレンタカーの搭載能力不足で悩まされたあの悪夢のような光景がウソのようです。
まずはIPMSが開催される会場を目指して下見の出発です!
おっ!日本では連日35度を上回って暑い毎日だったのに、意外と涼しいコロラドの気温にビックリです。やっぱりここは標高が高いのでしょうか、メンバーの顔をなでてゆく風も心なしか高原のそれを感じさせてくれます。
そして車窓から広がるコロラドの、その景色の雄大なこと!!
山また山ばかりの日本の景色を見慣れた我々には、何もかもが雄大で、思考までが一時停止してしまうようです。
これが我々の愛車ダッジミニバンです。加速性能もまずまず。なにしろ荷物も人間6人もすんなり積み込んで快適に走ってくれました。 |
長時間の空路の旅に、新人メンバーのクリスは呆然自失!フランス生まれの関西仕込みの彼に、アメリカの第一印象は聞くまでもありませんな。クリスがんばれ!! |
ここからはナビが活躍です。なにしろアメリカは広いのです。ナビがなければどうにもなりません。慎重に行き先をインプットです。 |
ほらほらこれが我々が初めて目にするコロラドの風景だ!もう、どこまでも大平原が連なっています。遠くへ来たもんですねえ~~。 |
さあ!我々が一週間お世話になるホテル「コットンウッド スイーツ ウエストミンスター」へ無事到着です。
長い長い一日がようやく終了・・・・・?
ん・・・・・?何?飯?腹が減った・・・・・?
私は平気ですが・・・・・?
とは言っても、若いもんはそうは行きません。
ホテルに到着するやいなや、早くもアメリカ初のディナーはどうなるのかと、全員の顔に書いてあるのが判ります。
いやはや、私は一刻も早く、シャワーを浴びてベッドに入りたいのですが、こればかりは仕方がありません。
おお~今回もまた、到着即ディナーという、いつもの運びになってしまいました。
やっとコットンウッド スイーツ ウエストミンスターホテルに到着です。疲れた私以外、全員がディナーにゆこうとはりきっています。どうにかならんのかクリスよ! |
ともあれホテルは綺麗です。このベッドが我々の一週間の疲れを癒してくれました。バスもトイレも清潔で綺麗綺麗。 |
ふう~~!!やっとアメリカ到着初めての夜。そしてお楽しみのディナーです。どうしてもディナーが食べたいのね君達は!! |
寝ぼけ眼で、それでもハンバーガーにかぶりつくKとN。そうまでして・・・・・。ほらほらすでに目が寝とるぞ、目が! |
明けて8月13日(火曜)なんと今日は快晴!コロラドの美しい青空が広がっています。さあ、今日は前日準備で大忙しとなりそうな気配です。
ホテルから会場まではフリーウェイで約50マイルの距離。時間にして約30分です。
さあ行くぞ~~!!
ええっ?その前に朝食は?
・・・・・ってか?おいおい。
大丈夫、心配しなくても行くから行くから。
やれやれ、このままだと帰国する頃には確実に私の体重はプラス5㎏は増えていますな~~。
てな訳でぞろぞろと、ここコロラドでは殆ど見かけない珍しい日本人6名のご一行は、勇躍ダイナの朝食に向かうのでありました。
そうなんです、どこにでもそれなりのお店やコンビニが有る日本とは違って、ここコロラドでは、一旦フリーウェイに乗ってしまえばあとはひたすら高速走行が続くのみ。
朝食を摂ろうにも、なかなか大変な事になってしまうのです。
今日は快晴!コロラドの青い空がどこまでも広がっています。しかも気温は25度。乾燥しているためかとても涼しいぞ。 |
ほらほら主要道路もこの通りスイスイ車が流れて行きます。年中、朝から晩まで車が溢れている日本とは全く違います。 |
見よ!朝からこの食欲の凄さ!仕事はどうしたんだ!? なぬ。これからか!それならそれで良いけど。クリス食い過ぎ。 |
アメリカの朝食。うまそうでしょう?いや実際、これがかなりうまいのですから油断できません。太るぞ太るぞ。 |
そしていよいよIPMSコロラド会場に到着です。
今日は準備のための一日が用意されています。日本からの荷物の到着を確認し、ブース設営のために買い増さなければならない品物の買い出しもしなければなりません。
幸いここはアメリカです。車で10分も走れば、大きなホームセンターやスーパーマーケットがあります。今回もなんだかんだと本当にお世話になりました。
でも私は、ホームなんとかには決して行きません。
行けば最後、欲しいモノばかりに目と心が奪われて、IPMSの開場準備の買い物どころではなくなってしまうのが怖いのです。
皆さん、それほどアメリカのホームセンターはスゴイのですぞ。
何しろ、広大な店内、店外にはガーデニング用品から花の苗。
肥料から農薬に作業用品の棚が見渡す限りに並んでいます。
それはもう日本ではお目にかからない素敵な品物ばかりなんですから欲しくてたまらなくなってしまうのです。我慢など到底出来ません!!
中でも庭の芝刈りのための小型トラクターや運搬用のそれなど、デザインといい、価格と言い、もうため息の連発につぐ連発です。
トラクターにまたがっては、ため息をついてしまうのです。
一歩店内に入れば、そこはもうパラダイス!!
何もかもが便利でかつ創造的!その大型の品物に圧倒されます!
どうして日本のホームセンターにはこのようにダイナミックで便利な品物が入荷してこないのでしょうかねえ~。
誠に残念無念なことであります。
大きなゴミ箱のカッコイイデザイン。電動工具も正にプロ仕様の品物が買いたい放題に並んでいます。
大きなトラックにど~んとこれらを積んで、悠々と帰ってゆくアメリカのオヤジの嬉しそうなことよ!
中でもバーベキュー用のコンロなど、日本では見たこともない豪華な仕様の品物がたった$500くらいから、その種類もいっぱいに並んでいる様は見事、壮観の一言です。
こんなのが我が家に一台あったなら、社員をいっぱい呼んでバーベキューパーティのやり放題なのになあ~~!!
と、ここでもため息が出ます。
知ってましたか?日本でのそれは縦25㎝、幅60㎝、高さなど30㎝もあれば、もう大型の焼き肉コンロとして堂々と通るのですから。
その小さなブリキ製コンロの上に金網を載せ、中に炭を入れて点火。5㎝ほどに切り刻まれた小さな肉片をみんなでハシで焼きながら食べるのです。
しかも早いモノ勝ちという過酷な競争までがついています。
それにこちらのバーベキュー用のフォークの大きさときたら、もはやそれは日本では「槍」と呼ぶしかないような迫力です。
そいつで人の顔くらいの大きさの肉をぐぃ!と突き刺して焼いて食べるのですもの、もはや食べる前から、勘弁してほしいというものです。
だからもう、私が金輪際、アメリカのホームセンターには行きたくない理由が判っていただけたでしょうか。
さあ!いよいよIPMSコロラドに参戦です。どうです、この会場の素敵なたたずまいは。 |
この一角が我が造形村のブースです。開発チームの面々が忙しく準備にかかります。 |
はるばる日本から運ばれた造形村の荷物も無事に到着です。ダメージに見えますが、大丈夫、二重梱包ですから。 |
早くもTa152の完成品を現場再現する開発チームT。今回も全てのSWS完成品を展示いたします。 |
そうこうするうちに、なんとSWSキットのパッケージアートをお願いしていたデニスさん本人が会場に登場です。イベントの始まる前に間に合うよう、完成した絵をわざわざ持参してくださいました。
おっと、その機種名はまだ今は明かせませんが、次期新製品のパッケージを飾る素敵なイラストです。
しかもデニスさんのイラストの最大の特徴は、全てご本人の手描きによる描き下ろし作品なのです。いずれ皆さんにはSWSキットのパッケージとしてお目見えとなりますので、どうかその時を楽しみにしていてくださいね。
造形村ブースの準備作業も順調に進行。
完成品も、POPも、そして販売商品も全て陳列をすることが出来ました。あとは明日の開場を待つばかりです。
周囲のブースを見渡せば、内外のメーカーや小売店、アフターパーツのお店や本屋さんまでが続々と品物を準備中です。
大きな会場がみるみる商品やPOPで埋め尽くされて行く様はいつ見ても壮観そのものです。
完成作品用の展示棚を組み立てるメンバーのU。相当な重量がかかるため、作業にも力が入ります。 |
デニスさん登場!おお~~!!素晴らしい○○の姿が!これはスゴイパッケージになりそうですぞ!! |
開催前夜の前祝いか!? もはや明日のイベントは成功したも同然ですね。Nの手の巨大なバーガーにご注目! |
恥ずかしながら私はリブステーキを!やれやれこれが体重にどう響くのか。地獄の責め苦が・・・しかしうまかった。 |
いよいよ明日に迫ったIPMSコロラドの開場を前に、SWS開発チームは全員元気元気。体調を崩すどころか、益々食欲旺盛なり!
果たしてSWSキットの評判と売れ行きは?
そしてはるばる日本から参加の私以下、造形村メンバーの活躍はいかに!
意気軒昂な中にも、ちょっぴり心配を含んで、開場前夜の夜は静かに更けてゆくのでありました。
次回は、いよいよ開場第一日目から最終日までをご案内いたしましょう。
そしてIPMSのメインイベントであるコンテストの様子は?
はたまた造形村ブースの評判とキットやパーツの売れ行きは?
造形村チームの大活躍を見てやってください。
どうか次回のこのブログまで、お楽しみに!!
お楽しみのSWSキットの次回作品には、一体どんな機体が実現するのか!??
あなたの想像力とその鋭い第六感で、どうぞSWSキットの第8弾の機種名を当てて下さい。
○の中に文字を入れて機種名を回答してください
これであなたにはもうお判りですね。 どしどしご解答をお寄せくださいね。
クイズの解答先は下記宛先まで、郵送またはメールでどうぞ!
官製ハガキに住所・氏名を明記の上、ボークス本社までお送りください。
[送付先]機種名当てクイズ応募専用下記アドレスまで住所・氏名を明記の上お送りください。
宛先 : sws_quiz@zoukeimura.co.jp ※クイズ応募専用アドレスとなります。奮ってのご応募を開発チーム全員でお待ちしています。
お気に入りの航空機の謎を、SWSで探求する喜びをあなたとご一緒に楽しんで行きたいと思います。
では、次号。またこのブログでお会いいたしましょう。
あなたとあなたのスケールホビーに幸福がいっぱいありますように。
造形村 代表 重田英行
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