■英国IPMS テルフォード 参加報告その2

気に入りました! 美しいバーミンガムの景色!!

 IPMS テルフォードに参加のため、私達造形村のSWS開発メンバー5名は開場日の二日前にバーミンガム空港からあこがれの英国の土を踏みました。

 入国審査では「何しに来たのか?」と聞かれて。「IPMSのイベントに来た。」と応えると!! なんと「飛行機のコレクションは何機くらいなの?」と聞き返されてビックリ!!
「数千機!」と応えると! にっこり笑顔で判子をポン!と押してくれました。

 いやはや驚きました。そして同時に嬉しくなりました。

 そう、我々は、世界最大の飛行機模型のイベント参加にはるばるここまでやって来たのですもの。

 意外な場面で意外な歓迎に心がふと軽くなります。

 それにしても日本の関西空港を飛び立ってから、途中ドバイを経てなんと空路22時間!! やはり英国は遠い遠いところでした。

本社地下駐車場で荷物を積み込み京都駅へ向かいます。関西空港からドバイ経由ではるか英国まで約22時間!
IPMSテルフォードではどのような出会いが待っているのか、今から期待と不安でいっぱいです!
それでは、行ってきまーす♪

まずはドバイ空港で乗り換え。中継地点とはいえ、見知らぬ土地に降り立ち、期待感がますます高まります♪

なんですかこの豪華さ?!さすが石油大国!超近代的かつゴージャスな空港施設にいちいち驚きを隠せません!

やたらとキレイで広いフロアには、深夜の乗り継ぎだというのに世界各国の旅行客でごった返してます!

今回使用したエミレーツ航空の機内はとても広くてキレイで、機内食もすごくおいしかったです!快適快適♪

バーミンガム空港到着!一面灰色の曇天の中、それでも私たち造形村チームのテンションは嫌でも上がります。

まずはイギリス国内での移動用のレンタカーを確保、両替も忘れてはいけません。どちらも現地での活動の基盤ですから♪

バーミンガム空港外観。シンプルなデザインがとってもオシャレ!さすがはイギリスといった感じですね♪

造形村チーム英国の大地に立つ!まずはお約束の記念撮影。IPMS会場でどんなことが起こるのか楽しみですね♪

 おまけに眠い目をこすりながら最終到着地のバーミンガム空港に降り立てば、あいにくそこは黒々と重い雲がたれこめて、冷たい風が吹く空からは小雨まで降っています。

 「おお~!ここが英国、バーミンガムかあ~!!」
予想外の寒さには一瞬たじろいだものの、さすがはご当地、空港周辺でさえ、見るモノすべてが英国の気品がただよってくるようです。

 レンタカーの荷室いっぱいに荷物を詰め込んで、さあいよいよ5名の珍道中が始まりです!!

 まず今日の目的地。目指すは5日間お世話になるホテル「Mercure Telford Madeley Court Hotel(マーキュア テルフォード マドレーコートホテル)」です!!

 事前の調査によればそこは空港から高速道路で約40分の距離。
我々とSWSの完成品を載せたフォードのSUVは快調にエンジン音を響かせながら高速道路を飛ばしています。

 そういえば、今回の旅行中、なんとここ英国では高速道路の通行料が一切無料なんですねぇ~!!驚きです!!

 しかも道路はかなり綺麗で整備も行き届いています。

 これが日本だと、すぐに数千円の料金が掛かる距離でも、こちらではスイスイどこまで走っても無料! タダなんですもの!

拠点となるホテルへ向かう前にまずは会場の下見を。会場前の「ラウンドアバウト」(ロータリー)を回って駐車場へ。

IPMS会場となるインターナショナルセンターの看板。IPMSがメジャーなのか、道路標識も出ているほどでした!

インターナショナルセンター全景。ここを3ホール使用しての大規模なスケールモデルイベントがIPMSなのです!

会場に隣接したインターナショナルホテル。早めに申し込んだ人たちはこちらに宿泊しているようです。

車で移動するのにとっても便利な交通システム「ラウンドアバウト」の手前には必ずこういった標識があります♪

信号待ちのイライラとおさらば?!円環状のロータリーにすーっと入って行きたい方面にすーっと抜けていけます!

会場の下見もしたし、イギリスでの交通ルールにも慣れて来たしということで、明日の設営のための買い出しに。

現地調達も終えたところでホテルへと向かいます。山道を抜けると雰囲気たっぷりの建物が?!ここが今回の宿泊先です♪

 さらに驚いたのがこれっ!「ラウンドアバウト」という交通スタイルの究極の形です。

 道路と道路が交差する交差点に、無粋な信号設備やイライラする信号待ちの時間などが一切無いのです!
なんとここでは、交差点を中心に進入してくる車は全部右回りにまわりながら、すいすいと目的方向の道路に走り抜けて行くのです。

 なんて頭が良いのでしょう!! なんて走りやすいのでしょう!!

 これなら交差点ごとに、赤信号に従っていちいち車を止めることもなく実にスムーズに目的地に走って行けるのです。
現に、ホテルから会場まで、いや、殆どテルフォードの道路では車を止めることなく目的地まで行けてしまうのです。

 我々も初めこそ、その快調な回転テンポに戸惑ったモノの、しばらくするともうこの便利さの意味が判ってきました。 なにしろ日本では、私が毎日自宅から会社まで、通勤に走る距離はたったの18㎞なのに、日によっては40分から1時間も掛かってしまうことがあります。

 そう、日本の都市部ではいたるところ、50メートルごとに信号機があり、殆どその赤信号にひっかかってしまうのです。 少し走っては信号で停止。また走っては停止の繰り返しがあたりまえです。 もうすっかりそれに馴らされてスムーズに走ることなどあきらめていました。

 が、ここテルフォードでは違いました。同じ距離がすいすい十数分で走れてしまうのですから驚きです。 しかも英国のドライバーときたら、その走行速度が結構ハイスピードなんです!
道路の多くはかなり狭い道幅なのに平均速度は4、50マイルも出ているではありませんか。

 これにも初めは随分驚きましたが、そのテンポになれてくると俄然走行が楽しくなってきます。 十分に注意を払いながら、快調に先を急ぐことが出来ました。

 うう~~む。英国のドライバー恐るべし!!

 老若男女問わず、みんなかなりの飛ばし屋さんばかりじゃ!!

左右には広大な牧草地が広がるテルフォード郊外の田舎道を延々とドライブ。目指すはおいしいイギリス料理屋さん♪

ある程度距離を進むとレンガ造りの住宅地が牧草地と交互に現れます。牧草地には羊や牛がのんびりしてます♪

夜も更けて来て街道沿いにある教会。ところどころこういった風景が流れていき、とっても英国情緒たっぷりでした♪

地元の人に教えていただいたイギリス料理のおいしいお店に到着。なんですかこのオシャレ感は?!

レンガ造りの建物はとってもオシャレで雰囲気たっぷり!これはイギリス料理にも期待が高まりますね♪

昼間見たレストランの外観。牧草地の続く街道沿いに佇むこのレストランは、地元の人にも大人気のお店だそうです♪

中に入るとこれまた超オシャレ!いやもう他になんと形容して良いか、とっても素敵なお店でした♪

カウンターでドリンクを注いでくれるお姉さんもとってもオシャレでビューリホー!料理が出てくるのが待ち遠しい!

ヨーロッパではメジャーなギネス(黒ビール)。コーヒーっぽい苦みがとってもおいしくて私はハマってます♪

オードブルのマッシュルームグラタン登場!トッピングに野菜たっぷりでとってもヘルシーでおいしかったです♪

そして本日の大本命、メインディッシュのローストビーフ登場!やわらかいお肉に深みのあるソースがぴったり♪

大の男5人旅ということで追加で単品オーダーした22オンスのTボーンステーキ!でかっ?!超ジューシーでした♪

ごはん代わりにローストポテトも山盛り出てきました。アメリカとはまた違った肉&ポテトの山に驚きました!

お次はデザートタイム!定番のライスプリンもまずは目で見て楽しめるほどのおしゃれな盛り付けに驚きです!

こちらはシトラスムース。甘すぎずほんのりとしたシトラスムースと生クリームの味わいがなんともたまらない♪

こちらも定番のカラメルソースのプリン。丸ごと乗ったイチゴの甘酸っぱさとプリンの甘さが絶妙です♪

バニラアイスの乗ったワッフル…でかっ?!1枚がかなり大判で、まるでステーキのようでした。(笑)

ラズベリーとブルーベリーの実がごろごろ入ったベリーソースのチーズケーキ。見た目も味もこれが一番でした♪

贅沢なイギリス料理を満喫したら帰路に着きます。夜のイギリスの街並みもとっても情緒があって素敵!

これまたオシャレでおいしそうなパブなどがあるネオン街を後に、荷物を積み込んでホテルに向かいます。

ちなみにこちらは昼間の市街地です。レンガ造りの商店街がとっても情緒あふれて特徴的ですね♪

都市部ではロンドンバスも走ってます!こいつがまたかわいいデザインで、ぜひ一度乗ってみたいですね♪

 しかも日本と似て、ここ英国でも通行中の多くは小型車。 低排気量ながらきびきびと走らせるのが英国流なのでしょう。 われわれの車の真後ろには、いつもいらいらした車がピタリと車間を詰めて迫っていました。

 そんな車には道を譲るに限ります。 だってテルフォードの郊外の道と来たら、それはそれは美しい景色が広がっているのですから。 英国に来て、この景色を楽しまずに一体何を楽しめというのでしょう。 広大な畑を縫って走る田舎道の情緒のあること!
またその道すがらに点在する幾つもの農家やレストランも実に英国の雰囲気が伝わってきて、心までうきうきするような景色です。

 小さな街角を幾つも通り過ぎれば必ずそこには小さな教会がありました。また普通の家屋もほとんど全てがレンガ張り造り。 まるで絵の中から抜け出てきたような可愛さです。

 レストランでは本場の英国料理も楽しむ事が出来ました。

 ローストビーフにヨークシャープディング、それにローストポテト、それにスモークポテトと黒ビールがあればもう満点!
英国風の落ち着いたパブやレストランはその雰囲気の良さもあってもう、どこも美味しさ爆発の連続です!!

 IPMS例会が始まる前日、もうすでに私達全員はすっかり英国ファンになってしまっていたのでした。

 さあ!次回はいよいよ開催前日の造形村ブース準備の様子をお届けします。

 広大な会場に広がるブース机の多さと賑わいに大興奮する造形村メンバーの運命やいかに・・・・!!!

 期待してお待ちください!

 実は私。明日から韓国ソウルで開催する自社ドールイベントに出発いたします。

 帰国までしばし時間をいただきます。

 ところで、前回のこのブログでご案内した「SWS次回開発キットの機種名当てクイズ」はもう御覧になられましたでしょうか。

 昔、ボークスからレジンキットでも発売していた、あの名機がついに1/32 SWSで、究極のキット内容で蘇ります!!

 ぜひ、あなたのご応募をお待ちしております。

 

造形村 オヤジ 重田英行

 

SWSへのご意見や質問、ご要望があればどしどしお聞かせください。

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