SWS 1/48 F-4E(後期型)“Missouri ANG” の特徴とは!
- 「F-4E(後期型)“Missouri ANG”」3大ポイント
- 「F-4」シリーズをSWSキットで網羅する悦び。SWSでは「F-4」ロングノーズタイプの中からE前期/後期、EJ/EJ改、F/F ICE、Gの7種をラインナップ。
- ロングノーズタイプの特徴は、なんといっても長く伸びた機首とその下のバルカン砲フェアリングで、シルエットもショートノーズと大きく異なる。ショートノーズで実現した、世界初の正しく美しい外観形状と正確な考証、組み立て易さなどはそのまま継承。さらなる進化を遂げるべく、今一度、全ての面で実機取材と考証を再度徹底。
- マーキングには、1988年7月に現れたファントム30周年を祝う131TFWの司令官機「F-4E, 131st TFW, 110th TFS, Sr.no.68-0338 “Missouri ANG”」を採用。胴体左側に大きく描かれた“30 Years of Phabulous Phantoms”の文字と、ヒルグレーⅠ・II混合の珍しいグレー迷彩が特徴的。
- F-4シリーズ初の機関砲搭載モデルの内部構造に迫る。
- 機首下面に6砲身の20mmバルカン砲M61A1を固定武装として搭載し、ガンサイトはASG-26に換装。機関砲発射時の熱や振動対策として、給弾方式の設計変更を行い、FCSは小型で振動に強いAN/APQ-120に換装。ソリッドステート化してFCS全体をコンパクトな1つのシステムにまとめることで、細い機首に収納することができた。SWSキットでは、ブロック45以降のバルカン砲口に装着されたブラストディフューザーも選択式で再現可能。一見シンプルだが複雑な3次曲面で構成されたフェアリング形状にもご注目。
- さらなる空戦性能を手に入れたF-4Eの「翼」とは。
- 主翼は開発時期によって異なり、前期型ではJ型と同様に主翼前縁フラップの内側を固定したハードウイング型を採用。後期型ではより空戦時の運動能力向上を図るため前縁フラップを可動式スラットに変更された。さらに一部の後期型では、左主翼の内翼前縁にTISEOが取付けられた。F-4EのスタビレーターはJ型と同様に前縁スロット付きへと変更され、一部の機体ではその上下面にアロー型の補強板が追加された。SWSキットでロングノーズタイプの各型変遷を味わい尽くすのもまた一興。