オヤジブログNo.080 - さあ!! Do 335を作りましょう!! 第5回目 今回も主翼の工作紹介です!

■透明外装をまとったDo 335とスカイレイダー、そして
Ta 152
勇姿が私の机の上に。夢が喜びが一歩づつ実現してゆきます。

それは2016年5月中旬!!

 いよいよSWSDo 335」の発売が後1ヶ月と少しに迫って参りました!

とうとう頭の中にSWSキットの勇姿が棲みついてしまった愛する兄弟の皆さん、
お元気ですか。

 そうなんです。それはまだまだ先のことだから。と思っていたDo 335のキットが私の最終判断も無事におりて、いよいよキットの生産が開始となりました。

 それはこのブログでご紹介してきた、射出の圧力をゆるめた試作キットなどではなく、正規の高射出圧力で生産される正真正銘のSWSキットですぞ。
 故に小さなパーツから大きな物まで、モールドの切れや表現も一層の鋭さを増して素晴らしいスケールモデル商品となってあなたの元にお届けとなります。

 もうしばらくの辛抱ですぞ。あと1ヶ月と少しですから!

 ほら、真っ暗なトンネルの中に一条の光が見えてきませんか。あれですよあの光!!


 そうなんです。どんなモノでも、良い物をお届けするにはそれ相当の時間がかかるモノなのですぞ。

 良いワインも良いウイスキーも、即席でつくることができないのと同じこと。

時計だって、車だって、船や飛行機だって良い物を作るには・・・。おっと人間も同じですぞ。

 ここ日本ではウソか誠か冗談か。
4050はまだまだハナタレ小僧。人間70才を越えてから本物に近づくのだ。
てな事を言いますぞ。(え? 聞いた事がない?)

 私はやっとハナタレ小僧からの卒業も間近くなって、その事に気がつきました。

 「この素晴らしい趣味であるスケールモデルこそ、良い物を作りたい。」

 まずは自分のために。(おいおい!!)

今を生きる全てのモデラーのために。そしてこの先この趣味の世界に入って来てくれる沢山のモデラーのために。

 良い物を作りたい。模型史に残る名作を作ってみたい。

 そして何より、世界中の航空機スケールモデラーの皆さんにSWSキットで喜んでもらいたい。

 

 SWS-Do 335キットは、そんな願いを込めていよいよお届けです!!




■さて、胴体がつながりました。2基のエンジンにはさまれるようにコックピットと燃料タンクがあり、後部のプロペラへは長い長い延長軸で回転が伝えられます。
 そのプロペラも前後で形状が異なり、ここでもドルニエ社の本機にかける開発意欲と熱意が伝わって来ます。

■主翼と胴体の全景。
唯一、このままでは機体前部の重量が不足して、Do 335の3点姿勢が取れないことです。前部のエンジンの中、全てに鉛を溶かし込むか、でなければ尾翼下部に支え棒を着けて解決するしかありません。 さあ、あなたはどうします?
 私? 私は尾翼下部に透明パーツのランナーを加工して支え棒にしたいと思います。

■主脚柱の組立状態
頑丈な構造でありながら組み立てやすく、取り付け角度も一発で決められるよう造形村開発チームはこのキットでも見事な仕事をしていますぞ。
 このキットを基本に、あなたのもうひと工夫や持ちまえの工作技術で驚くような完成度に仕上げることも可能です。ぜひ究極の Do 335 に挑戦してみてくださいね。え? もうすでにそんな構想で動き始めている。すごいぞ兄弟!

■主翼は胴体にピタリと装着し、気持ち良く組み上げることが出来ます。
勿論、主翼の取り付け角度や強度なども一発で決まり、まさにあなたの工作場に
ドルニエの航空機製造工場の様子が蘇ることでしょう。

■機体前部のランディングギアから主翼のそれまでを見る。タイヤの形状やサイズ
からも、この機体がどれほど頑丈に、また重装備に耐えるように設計され生産されたかが良く理解出来ますね。まさに重戦闘爆撃機そのものです。

■立ち上がったエンジンと骨格とだけのDo 335SWSキットの僚機達も心配そうに見守っているようです。
 SWS-No.1震電からこの335まで、よくぞここまで来たものです。
全てのキットをコレクションしてくださった皆様に心より感謝です!!

■尾翼と延長軸、そして冷却エアーの取り入れダクトの様子。
コックピット他、前部エンジンの装着架と機関砲が見えます。なんならこの状態でしばらくスケルトンのDo 335を楽しまれても面白いかも。
 塗装して、内部が見えなくなってしまうには惜しい気がしませんか。
え? もう一機買うから。ですって! うれしいな~あなたのその一言。

■巨大な印象が強かったスカイレイダーが意外にも小さく感じます。だってDo 335は双発機なんですからそれも当然か。
 また長大な主翼のTa 152もまるで軽快な小型機のそれに見えて来ます。
写真の左上には、次のSWS48-F4の試作ランナーが見えます。
まだまだここからの仕事が山積みですが・・・・・・。

■もう一度ひっくり返して、各部の構造を楽しみましょう。
きっとあなたも同じ事をしてしまうでしょうね。上から、横から、そして後ろや、こうしてひっくり返して・・、また前から、後ろから・・・。際限なく楽しみましょうね。 
こんな事が出来るのも、スケールモデラーの特権なのですもの。実機ではこんなこと、とてもとても出来ませんがな!

■そして、あなたにお薦めしたい私の自慢のこの工作用工具をみよ。
それがこの「小山さんのピンセット」です。私の工作場に棲みついてもう40年以上! かけがえのない私のもう一つの指として様々な工作を助けてくれました。
 高品質、高精度、そして何より日本の手作業の見本のような丁寧な仕上げが光る一流のピンセットです。
 SWSキットの工作のような、細かなパーツを幾つも組み合わせて行く場合に、とてつもない威力を発揮します。

 獲物を前にして、もしもあなたの手に狩猟道具が無かったら!!

悲惨な結果に泣くか、逃げ惑うしかありませんぞ!! 持つなら一流の工具。

私の一番のお薦めのピンセットです。今ならまだ購入することが出来ますぞ!!
(作者が亡くなったため、在庫のある限りで終了となります、お急ぎください)


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造形村 Vピンセット(曲)
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いよいよ次回は、このDo 335の組立も最終回を迎えます!!

私の愛する
 世界じゅうの飛行機モデラーの皆様。

 そして大好きなあなたにお届けしてきたこのブログ「Do 335を作りましょう」
も、キットを楽しむ前味のひとつとしていよいよ次回で最終回となります。

 どうです?  もうSWSDo 335が作りたくてムラムラしてきましたか?

 そうですか。ムラムラがきた~~!!それなら上等! 正常値が出ていますぞ!!


 え? あなたはまだ来ないですって・・・・・・。ううう~~む。




OK!
そんな人はこのブログだけではなく、一度お医者様とヨーガの達人に見てもらわなくてはだめかもしれませんぞ。

 山に向かっての咆吼も効果がないようですから、もうこうなったら恐怖のバンジージャンプかジェットコースターへの一気乗り3連発が良いかもしれません。

 スケールモデラーとしての人生を、目いっぱいに楽しむにはこのSWSDo 335
くらい相応しいモノは他にはありませんぞ。

 誰が何を言い、何をしようとも、あなたの側にはこのSWSキットがある。

それくらい楽しく、わくわくするものが他にあるでしょうか。

 ありません。

 この私が断言いたします。あなたはもうこのSWSDo 335をコレクションする
素晴らしい運命の途上にあるのですぞ。

 ほらほら、明るく元気に笑顔笑顔!! 周囲を愛し、周囲に愛され、周囲から

「これくらいは大目に見てあげる。いいわ買ったら?!!」





 私の喜ぶ顔がみたいでしょ? わたしもあなたの喜ぶ顔が見たいのです。


では次回もまたこのブログでお会いしましょう。

造形村 代表 重田英行

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