猛烈な暑さが続くここ日本列島ですが、
世界中のSWSファンの皆さんはお元気にお過ごしでしょうか。
今回のブログは米国オハイオ州、コロンバス市で開かれたスケールモデラーの祭典
「IPMSオハイオ」に参加した造形村SWS開発チームの報告です。
夏の一時、3日間の熱く素敵なイベント会場の風景を一気にお届けです。
どうぞお楽しみください。
一気ですぞ! 一気!!
なんと開場時間が来てしまったのに!! お~まいごっど!
ほらほら、もう他のディーラーさん達の前には、来場のモデラーさん達が集まり始めているのに、写真手前の造形村ブースには机しか見あたりません! これは一体どうしたことか!!??
そうなんです。
造形村にあてがわれた会場がダブルブッキングの余波で作業可能の予定が一日ずれてしまい、
準備が出来る時間が無くなってしまったのです。
写真は開場日、当日の朝、やっとこれから準備にかかれるというところなのですが、
どっこいチームの戸惑いと混乱はこれから始まるのです。
そして何より申し訳なかったことは
一番に造形村ブースに駆けつけてくださった皆様のことです。
ご期待に添えず、またせっかくのご購入を、半日近くもお待たせ致しましたこと、
本当にゴメンナサイ!
幸い、心配していた日本からの荷物は無事に到着です。
商品も完成品も、そして展示台や備品も、みんな木箱に入って、今か今かと準備開始を待っています。
急げ! がんばれ! 造形村。
まずは無味乾燥の机に装飾用の布の張り出しから作業が始まります。
キットの箱をボンボンと積むだけで完成できてしまうブースとは違い、造形村のブースはそうはゆきません。
完成作品用机、商品展示用、そして本部用の机と、その用途に分けて色調の違う布を敷くという決まりなのです。その決まり、だれが決めたの? 実は私です。 わたし。
ほら、完成作品も、遠く日本からの空輸となれば、このとおり厳重な梱包が必要です。
出来るだけ多くの作品をオハイオ会場の皆さんに見て頂きたくて、いっぱい持ってきました。
だれが決めたの? これもわたし。
下地に布が敷け、いよいよ完成作品の展示台の組立です。
これが結構大変な作業です。でも、SWSキットの完成作品を楽しみに来て頂ける皆さんのためなら・・・
と! 頑張るスタッフなのであります。
すぐ側の机には、準備が整ったSWSの完成作品が待機しています。
空輸用にバラバラに梱包された状態ですから、細部には破損や事故も多く、ここまでにするだけでも結構大変な作業です。この上に、各フィギュア達が配置のために待機していますよ。
いよいよ完成作品の展示台が完成、各々の機体が配備されはじめました。
はるばる日本の京都から、アメリカ オハイオのコロンバス市のIPMS会場にSWSキットの完成品がお目見えです!!
案内用のPOPやショーカードも漏れなく配置です。
ここで間違えてはお話になりません。慎重に、そして見やすくカードの角度にも注意です。
ところでオヤジの姿が見えないが・・・。
お前はどうした?
そうなんです。
このばあい、口ばかり達者なオヤジの存在は準備の進展どころか却って足手まとい。かも?
いや邪魔になるばかりです。
なんと、そこでできたスタッフ達が「ライト・パターソン空軍博物館」にでも行ってきたら?
と、涙が出るようなコトを言ってくれるではありませぬか!!
ううう、嬉しいぞ! 良く言ってくれた!! えらい!!
んなわけで、足手まといな・・・。
いや高級幹部だけの特別待遇という嬉しいことになりました。
ほらほらこれが本物、実機の「D9」ですぞ!
あれぇ・・・? プ、プロペラが?
おかしいのはご愛敬なれど、無理矢理積んだエンジンとその処理具合が機体じゅう、あちこちからバッチリ確認出来ます!!
「必ずSWSで蘇らせるからな。」
と、周囲をぐるぐる回る私の姿はたいそう奇妙な光景だったのでしょうね。観覧者の小学生達が、その私の姿を写真に撮っていましたよ。
「これこれ、私は決して怪しいモノではありませんぞ。」
少しだけ、D9、この子が可愛いと思っているだけだからね。
我が紫電改の前に立つ、造形村USAメンバーのジョンさんだ。
今回もまた、遠路ネバダ州から駆けつけてくれたSWS兄弟であります。ありがとう!! 兄弟!!
うう~~~む!! 良い!! この子もここにいたのか!! 欲しい!!
何時の日かキット!!
ほえ~~~!! この子も欲しい~~~~!!
いつの日かきっと!!
ひゃあ~~!! この子だってほしいい~~~!!
今すぐにでも~~~~~
なんと! この子はまるでSWSみたいになってるぞ!!
ほしいいいいい~!!
どどどど~~ん!! なんて言う存在感なのだああ~~!!
C-130も必ず!!
おお~~!! このいかしたフォルムの子は誰だ!!
このあたりもSWSできっと!!
で、興奮の二人は仲良く誓いの言葉を! おいおいジョンさん。
ちゃっかり展示機に触ってますがな。
実はこの人、ヘリから小型機までの操縦免許を持ってるそうな。うううらやましい!!
まさかのプレゼントのひとときを堪能するオヤジ達でした。
見よ! 知らぬ間に! ついに「造形村ブース」が完成じゃ!!
足手まとい、いや高級幹部も納得の出来映えに、拍手が聞こえてきます。
いよいよ来場者のお迎えです。本当にお待たせ致しました!
赤いTシャツが似合うスタッフは、ボークスUSAからの助っ人ブライアン君です。電話に出ることもありますのでどうぞよろしく!!
そして、たちまち造形村ブースにはたくさんのお客様が襲来です!
山積みになっていたキットもドンドン山が低くなってゆきます。
ジョンさんのナイスなアメリカンジョークも爆発です!
これがまた来場者の笑顔を誘って大人気なのです。
こちらはコンテスト会場です。
早くも沢山の素晴らしい完成作品がドンドン持ち込まれています。
もう、どれをみてもその完成度の高さとモデルへの愛情の深さが判ります。
すばらしい~~~!!
おっと~~!! ここにSWSの我がスカイレイダーが!! 居る!
嬉しいですね~~しかも素晴らしい出来映えにほれぼれしましたぞ!
誰かは知らないけれど、ありがと~~~!!
良い仕事してますねえ~~。
そして造形村ブースでは、ついに米国初! 1/48 F-4の試作品の公開です!!
ほらほらほら、待ちかねていたぞ!
とばかり多くのF-4ファンが集合してくれました。
まだまだ試作品ではありますがそのフォルムの正確さ、美しさは判っていただけたことでしょう。
実はここからが凄い事になりますからね。どうぞお楽しみに!!
Jからはじめ、殆ど全機種をやり切る覚悟です!!
なんと! 造形村ブースの向かいには、ゲーリーさんのブースが!!
そう! F-4モデラーにはつとに有名なアフターパーツメーカー「GTレジン社」の経営者であるこのひとからも
「こいつは試作品ながら、今までの最高のF-4モデルだぜ!」
との力強い一言が!!
実はこのゲーリーさんもSWSのF-4開発に一枚加わってくれています。その彼が、ひと目この試作品を見て、その嬉しさと期待を一言で表現してくれました。
今まであなたが見たコトも無いようなF-4を作って見せますよ!
ようやく来客の足もまばらになって、将軍達にも一時の小休止が訪れました。
ジョンさんと私。日本語と英語の、殆ど会話にならない者どうしなのですが、そこはSWS兄弟。目を見れば判る世界もあるのです。
おお!! Fw 190のパッケージアートをお願いしているデニスさんも、遠くコロラドからブースに駆けつけてくれましたぞ。
A-8、A-4に続く素晴らしい作品が目下製作中です。
SWSはパッケージにも力を入れています。どうぞお楽しみに!
そしていよいよ造形村ブース名物、大抽選会の始まりです!
毎回、大勢のSWSファンが集まってくれる抽選に、なんと今回はアンケート用紙兼、抽選用紙200枚が早々と品切れとなる快調さ!
予定時間になるや、そこかしこに笑顔のモデラー達が集合してくれました。
ありがとう! 今日こそあなたを当選させますからね!
箱いっぱいの抽選用紙を更に慎重に混ぜ返します。
これにはSWSへの開発希望の機種や、モデラーからの要望などがぎっしりと書かれています。
とても貴重な情報源です。ご応募の皆さん本当にありがとうございました。
私が選び出し、ジョンさんが本場の英語のアナウンスで当選者を呼び出す。
3秒間待って、応答、返事が無い場合は次のカードを選ぶというルールなのですが、仕舞いには、その場に居る沢山のモデラーも一緒になって合唱です。
「○○さ~~ん、当選ですよ~! 3、2、1 !!」
居ませんか~? ほな次にゆきます~~! なんて調子です。
何故か当選者がその場に居ない場合のほうが、みんなは盛り上がるのです!
やりました! あなたが当選です~~!!
嬉しそうなモデラーの笑顔に私まで嬉しくなってきます。
どんどん当選者が出て来ます!! みんな本当に嬉しそう!
なんと、中には美人の女性モデラーにまで当選者が!
しかもその賞品は32スカイレイダーだっ! 思わず私まで喜んでしまいます!
この他、賞品には人気商品がずらり。バンバン当選者が続出です。
マスタング、ホルテン、そしてピッカピッカの新製品であるTa 152 H-0までが
惜しげもなくプレゼントだ!
もしかして次回のIPMS会場では、あなたが当選されるかもしれませんぞ。
沸きに沸いた「抽選会」も終了。
なぜかその後も、名残惜しそうな皆さんの輪がブース前から無くなりません。
この時間の良い感じな事! 本当に名残がおしくなってきます。
みんなありがとう!
おっと~~!
IPMSフロリダ会場でお世話になったあのロブさんも笑顔で「良い抽選会をありがとう」とねぎらってくださいました。その一言の嬉しかった事! 次回も頑張ろうという気になりましたぞ。
毎回会場に素敵な笑顔で訪れてくださる「ナイスガイ」なおやじモデラー サロモンさん。
「私は艦船モデラーなんだが・・・。」と言いつつ、SWSだけは例外だよ。と、いつも大量にご購入です。
ナイスなおやじさん。ありがと~~!!
「今度、一緒にゴルフをやろうぜ!」とも。
嬉しいのですが、私のゴルフは打つ球、打つ球が行方知れずで有名なのですぞ。知ってる?
おお~! これはかの有名なデカールメーカー ウッシ社のアレックスさん!
私がブースを留守にしているときに尋ねてくださったのですね。
東京のイベントではありがとうございました。
次回の開催も期待しています。よろしく!!
いよいよIPMSイベントも終了の時がやってきました。
おかげさまで準備したSWS商品も殆どが売りきれとなりました。
来客もまばらになってきましたが、それでも会場の余韻を楽しむかのようなモデラーが引きも切りません。
中にはご夫婦でゆっくりブースの展示を楽しまれています。
良いですね~いつまでも仲良く。
ご主人の趣味を理解してくださって本当にありがとうございます。
大賑わいだった3日間も無事に終了。
すっかり少なくなった荷物も、どこか寂しそうです。
完成品を分解、陳列棚も解体して梱包する手も、もう馴れたものです。
日本まで、元来た荷物の全てを木箱に収納して、思い出深いIPMSコロンバスの会場ともこれでお別れです。
IPMSコロンバスの主催者の皆さん、メンバーの皆さん、
そして来場いただいた全てのモデラーさん、本当にお疲れ様でした。
私達、造形村も沢山の成果と思い出を胸に、会場を後に致します。
次回のIPMS会場で、あなたにお目にかかれることを楽しみにしております。
その日までさようなら。
造形村 代表 重田英行
↓↓ 下記メッセージ送信フォームよりドシドシお送りください ↓↓