SWS 1/32 Fw 190 A-4の特徴とは
- 「Fw 190 A-4」3大ポイント
- 1/32スケール SWSキットで待望の「Fw 190」シリーズついに登場!カラー&マーキングは、JG2の飛行隊マークである鶏を描いたシュネル搭乗機“Yellow 4”と、冬季迷彩に特徴的な緑のハートマークが描かれたJG54の“Chevron Double Bar”の2種を採用。
- 長きにわたって徹底的に取材と設計変更を繰り返し、こだわりぬいたFw 190の真の姿、ここに極まれり。エンジンマウント延長前の初期シルエット型の完成形であるA-4型を徹底再現。繊細に変化する機首から胴体側面の断面と、それを覆う絶妙な面構成にご注目。
- ポーランドのミニチュアメーカー“D-DAY miniature studio”とのコラボ限定特別パッケージが実現!西部戦線におけるトップ・エース「ジークフリート・シュネル」の特典フィギュアを同梱。
各部解説
- 外観形状
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Würger(百舌鳥)の愛称を持つWWIIの超傑作機
Fw 190の真の姿、ここに極まれり。
Fw 190とは、「戦闘機とは競走馬ではなく、軍馬でなければならない」というクルト・タンク博士の設計理念のもと開発された、第二次世界大戦期のドイツ空軍主力単座戦闘機。中でもA-4型は、エンジンマウント延長前の初期シルエット型の完成形である。タンク博士は、本来前面投影面積が大きく、空気抵抗の多い空冷型エンジンのデメリットに対し、カウリングの直径をぎりぎりまで絞り、オイルクーラーやオイルタンクをエンジンの前に搭載して投影面積を減少させることで回避。さらには、単排気管の推力で速度を稼ぐなど、高出力な空冷エンジンの性能を最大限に引き出した。質実剛健なドイツ機らしい全体フォルムに潜む、繊細に変化する機首から胴体側面につながる絶妙な面構成にご注目。
- エンジン
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現用航空機のエンジン制御の先駆けとなったコマンドゲレート搭載の「BMW 801」エンジンとは。
タンク博士は、非力なうえに扱いが繊細で故障の多い液冷エンジンでは無く、大馬力で頑丈な空冷エンジンにこだわり、BMW社製空冷複列14気筒エンジン「BMW 801」を採用。SWSキットでは、プッシュプルロッドやバッフルプレートなどはもちろん、「コマンドゲレート」と呼ばれる総合調整装置まで詳細に再現。機首下側の1箇所だけ集合排気になっている排気管にもご注目。エンジン架はトラス状の支柱を通じて防火壁に結合されることで、胴体の主構造体である防火壁と縦通材へと荷重分散する仕組みなど、組み立てながら機体構造やエンジンからの空気の流れまで感じられるのもSWSの真骨頂。機首上面の機銃搭載方法や、レシプロ機の命ともいえるプロペラのブレード形状も抜かりなし。
- コックピット・キャノピー
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タンク博士ならではの配慮が行き届いた、合理性に満ちたコックピットにご注目。
Fw 190のコックピットは、コンパクトながらも各機器は整然と並べられ、パイロットと機体を繋いでいる。整理され視認性高く並べられた計器類、確実に操作できるスイッチやレバー類の配置はとても合理的で、パイロットエンジニアであったクルト・タンク博士ならではの操縦者への配慮が行き届いている。キャノピーは、コックピットの縁にある湾曲したレールの上を後方へスライドさせるため、開閉時でその形状が変化する。ヘッドレストはA-4以降で採用された防弾板が大型化されたタイプを採用。本キットではその変形状態に対応したキャノピーとヘッドレストを同梱。いずれかお好みで開閉選択が可能。実機では正面50mm、側面30mmの防弾ガラスを持つ堅牢なウインドシールド表現も抜かりなし。
- ジークフリート・シュネル
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西部戦線で名を轟かせたトップ・エース機が、パイロットの雄姿とともにSWSで現代に蘇る!
ジークフリート・シュネルは前線勤務の大部分をフランスに展開していたJG2(第2戦闘航空団)で過ごした、西部戦線におけるトップクラスのエースパイロット。第二次大戦開戦直前に4./JG2に配属され、翌1940年フランス戦のさなかに初撃墜を記録。続くバトル・オブ・ブリテン以降も撃墜記録を更新し続け、一躍JG2のトップに躍り出た。部隊が新鋭Fw 190 Aに機種改変し、スピットファイアに対して優位を占めると撃墜ペースも早まり、出撃回数は500回以上で撃墜数93機(そのうち西部戦線でのスコアは、12機の四発重爆撃機を含めた90機)にも上る。本キットは「シュネル」特典フィギュアを同梱。インテーク周りの煤汚れ隠しと言われる、機首に描かれた鷲のデザインが特徴的なJG2のマーキングにもご注目。機体と並べて、当時の風景に思いを馳せるのものまた一興。
※本キットは下記2種のデカール同梱です。
- ■カラー&マーキング①
Fw 190 A-4, 9./JG2, “Yellow4”, W.Nr.140746,ジークフリート・シュネル中尉乗機,フランス, 1943年1月
- ■カラー&マーキング②
Fw 190 A-4, Stab.I /JG54, “シェブロン・ダブルバー”, ロシア, 1943年2月