8月6日(水)から9日(土)までの4日間、全米からホビーファンが集結する米国IPMSの記念すべき節目の50回大会に、はるばる造形村はメンバー10人で参加をいたして参りました。
これから数回は、このブログにてその参加報告をいたします。
北半球の皆様には、まだまだ残暑の厳しい日が続きますが、どうぞIPMSバージニアに行かれたと思って楽しんでくださいね。
ガラ~~ンとした会場に一番乗りか!! |
そんなクリスを横目に、早くもこちらでは本当にブース作りが始まりました。大きな机を配置して、布をかけて・・・・・。日本でリハーサルをしたとおりに準備が進んで行きます。 |
乗りに乗る開発メンバーのN! |
ほらほらこちらの机にはアンケートの抽選箱も準備されていますぞ。結果。なんとこのIPMS会場では、ボークスブース始まって以来最高の200枚もの回答がありました! |
おお~~まさか!! こちらは我が支配者! いや、私の奥方までが動員されておりますぞ!! |
着手から数時間。いよいよ造形村ブースも完成に近づいてきました。実はここら辺が時差ぼけのピークです。あれもこれもなんだかみんな不足しているような、忘れたものがあるような・・・。 |
豪華な絨毯で装飾された、ホテルのイベントホールで開催されて来た従来のIPMSイベント会場とは異なり、今回の会場は、青いコンクリートに高い天井からこうこうと照明の光が降り注ぐ正に見本市会場そのものの様な、実に広大な場所での開催となりましたぞ。
しかも我が造形村のブースは今回参加のプラモメーカーの中では最大のブースだとか! それを聞いて早くも我がメンバーの中に緊張が走ります。
その事もあってか、なんとIPMSの事務局からは、ブース準備のためとして、未だ誰も入場をしていない会場に特別に早く入ることが許可されました。
ありがとうIPMSバージニアの事務局の皆さん。
おかげさまで造形村のブース設営は、開催時間ぎりぎりで間に合せることができましたぞ!!
未だ誰もいない中。 ガランとした広大な会場に、我々造形村メンバーがブースを造る乾いた音だけが響いています。
しかもここにいたる前に我が造形村の開発メンバーは、すでに先発隊として、かのスミソニアン航空機博物館に実機取材をすませての参加です。
恐怖の時差ぼけもいよいよ頂点に達するこの日、全員疲れも見せずに頑張る姿には、正に武士道のそれを見るようで、ほれぼれするものが有ります。
なんといっても私達の原動力はホビーファンの喜んでくださる顔なのですから!!
ほらほら電光石火! メンバー全員まるで忍者の動きのように、みるみるブースが組み立てられて行きます。
はるばる日本から持ち込んだSWSキットの新製品32ホルテンキットを始め、震電、Ta 152、マスタング、スカイレイダー、ウーフー、そして雷電と話題のキットがズラリ。
注目の48からは震電、Ta 152が、その他各種のアフターパーツ、展示用ベースに工作工具や攻略本までが山のように積まれて行くさまは見事の一言です。
おいおい、こんなに持って来て大丈夫かいな!
それはともかく、さあてこのブースと商品と、そして我々造形村メンバーの応対をアメリカのモデラーやファンの皆さんは喜んでくださるでしょうか!
毎度の事ながら、不安と心配と期待感がごちゃ混ぜになった甘酸っぱい感情が私達の胸の中を駆け巡ります。
午後2時!!
いよいよIPMS50周年バージニアの開場です!
ほらほらもう入場列がこんなに!! 見てみなさい!やっぱりここでも99%が愛すべきオヤジばかりですぞ!! まあ、私もその一人ではありまするが。側で家内と次男が仲良くその光景にあきれているのでしようね、実はうらやましくて。 |
お~おっ!! ほらほらほら!! 開場の瞬間、造形村ブースにはこのとおり、いつもの行列です!! |
世界で一番最初にSWSホルテンを手にしたのはあなたですぞ!! ありがとう!! おめでとう!! あなたの夢は私の夢。あなたの喜びは私の喜びです!! |
おお~あなたにもお届けが出来ました!! 良かったです!! |
まだまだ行列が続きます!! |
いや~あ待った甲斐があったぜ。そう、俺は並んでもこれが欲しかったぜ。なんだかそんな声が聞こえてきそうなオヤジの素敵な笑顔が嬉しいですね。 |
おお~!! ファンの入場が始まったぞ!!
ほらほら続々と・・・・おお~みんなどこへ行くのかいな!?
と! 緊張の一瞬! 早くもドヤドヤドヤ!と、そんな我々の心配を吹き飛ばすかのように、イキナリ我が造形村ブースの前に長い行列が出現しはじめたではありませんか!!
おお~~なんて素晴らしい!! 沢山のファンが、会場の一番奥に位置する我が造形村を目指して来てくださるのですから嬉しさ半分、驚き半分です!
正にあなたにも見せたかったな~~
感激の一瞬ですもの!!
ではなんで行列が出来るかですって?
そうなんです、ここに来るまで、あれほど沢山の問い合わせを頂いていたあのSWSホルテンの初の発売なんですもの、そのまま全ての在庫を積んでしまえばあっという間に売り切れてしまうのは目に見えています。
2日目、3日目、そして最終日にしか会場入りの出来ない人にしてみれば、SWSホルテンキットの姿を一度も見ることもなく、イベントが終了してしまいます。
そうなっては私達造形村がやってきた申し訳が立ちません!
そこで我々は、4日間の開催期間中、その日に出せる機数を4組に分けて、それらを毎朝、限定販売としてお届けすることに致しました。
こうして一日目のホルテン20個はなんと開場10分ほどで、あっと言う間に完売となりました。
お買い上げの皆さん本当にありがとうございました。
また残念にも目の前で終了となってしまい、悔しい思いをされた皆様、本当にゴメンナサイ!
どうか造形村を許してくださいね。
SWS32ホルテンは日本国内なら10月下旬には発売となります。
また11月には全世界のフレンドショップからお届けができる予定です。どうかその日まで、今しばらくのご辛抱をおねがい致します。
では当日の会場内、そして造形村ブースをご案内いたしましよう。
次回、IPMS 50周年バージニアイベント第2回をどうぞお楽しみに!!
造形村 代表 重田英行
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どうです、キット化が完成した32ホルテンのそれと比較していただければ、もう一目瞭然でしょ!!
この立体画像で描かれた通り、そのままそれがSWSキットとして再現されて来るのです。
Do 335の機体構造から各部の再現、そしてメカと動作と細部の描写まで、SWSキットならではの、本格的なスケールキットとして目下その開発が進行しています。
ただ、まだまだこれは基本的な3D図面の状態です。ここから各部についてより詳細な考証や表現を出来る限り加えて行きます。そしてあなたがあたかも実機を組み立てるかのような感覚と喜びを得ていただけるよう工作工程の再現に磨きを掛けて参りますね。
このSWS-Do 335こそが、あなたのコレクションとして本当にふさわしいキットとして認めていただけますよう、開発部では今日も詰めの検証作業を続けています。
もうしばらくのご辛抱です!!
このSWS-Do 335の発売が実現するその日まで、どうか今しばらくは32ホルテンの組立工作を楽しみながらお待ちくださるようお願いいたします。
ここはほら、あなたのモデラーとしての目利きと我慢強さだけが私達の頼みの綱ですぞ!
牽引用DB 603 Aエンジンからコックピット、燃料タンクから胴体構造、そして推進用DB 603 Aエンジンまで、あなたはあたかも実物の「Do 335」を組み立てて行くかのような工作世界に入ってゆく事になります。
1/32スケールで再現する飛行機模型の世界はもう、ここまで来ているのです!
すでに何機もSWSキットを組み立てたベテランのあなたには勿論、まだ一機もSWSキットは組んだ事がないあなたにも、今度こそ組み立てていただきたいキット。
それがSWS-Do 335です。