オヤジブログNo.117 - 32 SWS Bf 109 G-14/U4の説明書が完成で~す!! その2
掲載日:2022.04.01

今回はハルトマンの仕事場
コックピットの工作です。

 さてさて、そのBf 109のコックピットですが、これが本当に見るからに狭く、ここにあの大柄なドイツ軍パイロットがよくぞ収まったものだと、心配になるほどのサイズしかありません。
 この窮屈な中で離着陸をはじめ、索敵、偵察、そして空戦や邀撃、迎撃を果たして帰還してくるのですから、パイロットの疲労たるや・・・。
 いやはや想像もできません。

 ともあれBf 109ファンならずとも、この狭いコックピット空間に詰め込まれたこれら装備の再現こそ、名機の秘密に迫る醍醐味のひとつではあります。

 ではでは、いざコックピットの工作に突入いたしましょうぞ!

▋これがBf 109のコックピットパーツだ。
苦労して組み上げた各部も一旦完成してしまえば、もう後からは見えなくなってしまうとは言え、実機を感じることができる一番の中枢部には違いない。
 例によって細かなパーツが多いので、あわてて組み立てずに十分な仮組みを行ってください。特にフラップの操作ホイール周りの裏表には注意が必要です。

▋さあ、まずはコックピットのフロアー周りから工作が始まります。
とにかくBf 109のここは操縦装置のほか、各装備品がびっしりと組み合わされてパイロットに機体やエンジンや機銃など、そのコントロールの全てを統括する重要な場所となります。ここは整備兵になりきって工作を楽しんでゆきましょう。

▋どうでしょう。 Bf 109はコックピットが狭い。と言った意味がお解りいただけるでしょうか。 防弾板に囲まれているとは申せ、ここで高速移動する機体をなんとか安定させながら機銃の照準を合わせて射撃、そして回避や離脱、また追尾と、正に目の回る操作の連続で勝ち残る、いや生き残らねばなりません。

 そしてそのBf 109を今こうしてプラモで再現して行けるなんて、私達は幸せですね。

▋バスタブと呼称された燃料タンクを装着してコックピットの工作は終了です。
どうでしょう。 完成したコックピット本体の縦横、上下の組み合わせに歪みやズレは禁物ですぞ。
 ここでそれが出ると左右の胴体パーツの装着と、エンジンの懸架に支障が出ます。慎重に確実に完成度を確認してくださいね。

さあ次回は胴体の工作に突入です!

 勿論エンジンの搭載、そしてコックピットに主脚と尾輪の装備まで。見どころ作りどころ満載です。 いよいよBf 109ならではの特徴ある機体の全貌が迫ってきますぞ。


ありがとう~~~!!
SWSキット発売10周年記念
大阪例会にご参加のSWS兄弟たち~~~~

▋例会の当日は朝から冷たい春の雨が降る生憎の天気となりましたが、例会の最後の写真撮影までこんなに多くのオヤジモデラー兄弟達が参加してくださいました。
遠くは名古屋や静岡県からのご参加も! 皆さんのキラキラ輝くような顔に励まされる素晴らしい一日となりました。 皆さんありがとう~~~!!

▋ね?わたしのSWS開発における「良かったこと」「苦労したこと」など、他では聞けない裏話も結構面白かったでしょう。 なにしろ言ってはいけない禁句の連発ですから、スタッフの心配も他人事ではありません。 しかも、前列の兄弟には時折質問まで飛ばすのですから、おちおち居眠りもできませんよね。 おっと!嬉しいことに今回の例会に居眠る猛者は皆無でした。 モデラーの友情に感謝!

▋そしてご存知「小林名人」の工作講座にも熱心なSWS兄弟たちがこの通り!
なにしろこの人、SWSの全キットの完成作品の製作から、説明書、POP、雑誌のPRまで 縦横無尽の働きを涼しい顔でやりこなしてくださるスーパーマンなのですから、その秘技のコツや見せ方作り方の要点はものすごく参考になりますよね。私も改めてこの会場にずらりと整列したSWSキットの完成品に圧倒されっぱなしでした。

▋SWS例会といえば! ほらこの通り、キットそのものをバンバン抽選にて大盤振る舞いしちゃいま~~す!! 何しろ今日のこのラッフルの瞬間までに投稿をいただいた貴重なアンケートが200通を超えるというのですから、その賞品にも気合が入ってしまいます!
 次回はあなたの手にこの幸運が降って来るかもしれませんぞ。 次回にはぜひの参加をお待ちいたしております。

重ねてSWSキット開発10周年の
大阪例会にご参加ありがとうございました!!!

 2022年3月26日(土)ボークス ホビースクエア大阪の特設会場にご参集の皆様、当日はあいにくの雨の中、わざわざSWS例会にご参加をいただきありがとうございました。

 見ればいつもどおり懐かしいホビー大好きオヤジばかり! 私も心ウキウキ1時間の予定を大幅に超えて、ついSWS開発の裏話を開陳してしまいました。
 ラッフルのみを楽しみにされていた方には、要らざる手間暇をおかけいたしました事、平にお許しください。

 また当日は最後のBf 109ハルトマンキットのご予約に多数のご応募をいただきありがとうございました。 あなたの航空機キットコレクションに輝くような付加価値が加わる喜びを分かち合いたいと思います。

 次回の「SWS例会」にもご参加をいただけますように、スタッフ一同、心から楽しみにしております。


見よ! これが SWS48 F-4G のパッケージアートだ!

※画像は開発中のパッケージイラストです。

▋パッケージアートはお馴染みのイギリスのアダムさん! 旧西ドイツ、シュパンダーレム基地に駐留していた第52戦術戦闘航空団、第81戦術戦闘飛行隊所属のF-4G。Sr.no.69-7268、1987年のマーキングを採用。特徴的なブラックパンサーのパーソナルマークとヨーロピアンワン迷彩にもご注目!


 未だウクライナの地では戦火に止むことのない悲劇が続いていることに胸が張り裂けそうになります。 一刻も早く彼の地に銃声の止むことを願いつつ、このブログをお届けいたします。

 そして世界中のSWS兄弟の上に健やかな毎日が訪れますように。

造形村 代表 重田英行

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