求められるは新しい艦上攻撃機、歴史は夜作られる!
従来アメリカ海軍は爆撃機(SB/Scout Bomber)と雷撃機(TB/Torpedo Bomber)とを区別し、別々の機体をあてていたが、パイロットだけで全ての任務を遂行させることを考え、1943年単座艦上攻撃機(BT/Bomber Torpedo)の仕様要求を各メーカーに提示した。その要求を受け、ダグラス社のエド・ハイネマンは、新しい機体が海軍の求める任務をこなせるものと確信。当時開発中だった機体の進行を止め、まだ使われていない予算を新しい爆撃機に割く許可を求めた。そしてついに、ハイネマンと二人の部下は一夜にして概念設計図を描き上げ、議会の承認を得、1号機の初飛行を期日までに成功させたのである。本キットではシーブルーの塗装を採用したAD-6としてVA-104とVA-155のマーキングに加え、ガルグレー/ホワイト塗装のVA-165とVA-176も同梱したスペシャルパッケージ仕様。