オヤジブログNo.087 - ジェット戦闘機の巨人 F-4 造形村からの解答その3

SWS 1/48 マクダネル・ダグラス F-4J ファントムⅡ

SWS 1/48 F-4J

「SWS 1/48 マクダネル・ダグラス F-4J ファントムⅡ」
価格:¥ 7,500(税別・送料別)
2016年12月23日(金・祝)発売
完売御礼

※SWS 1/48 F-4Jは完売致しました。皆様ありがとうございました。


ジェット戦闘機の巨人
F-4 造形村からの解答 その3

SWSファンの皆さんお元気ですか!

 久しぶりに秋晴れとなった日本の京都から48・F-4J造形村からの解答その3をお届けいたします。

 SWS48 F-4Jの新発売まで残すところあと2ヶ月。

一足お先にこのブログでその魅力をお楽しみくださっているでしょうか。

 今回は主翼の前縁スラットの接着から、ランディングギア、ミサイル武装、増槽、そして最終キャノピーの接着、装着工作まで一気に行きます。

まだテスト途上のサンプルキットとはいえ、素晴らしくよく出来たF-4Jのランナーパーツや工作の実際をお見せできないのが本当に残念です。

が、それでも私自身、この工作が進行するにつけワクワクドキドキ感が高揚して、言葉にできない満足感を感じています。

 これがあなたのお手元に届いた時、あなたからどんな評価をいただけるものか、それも大きな楽しみです。

 では最終工作までご一緒に楽しんで行きましょう。







さあここから最終工作まで一気に行きますぞ!!

 

■少ないパーツながら頑丈で、正確に取り付け角度が決められ、かつ組み立てやすい前後の脚柱にご注目。ホイールの彫刻もなかなかの仕上がりになりました。
 後はあなたの塗装次第ですぞ。頑張って下さい。

■曇ってるのでは?
そうです。このキャノピーはまだ金型の最終磨きができていないテストキットなのです。
キットに付属するパーツは美しく磨かれていますからご安心くださいね。
 またキャノピー内部にはバックミラーまでを別パーツで再現いたしました。
小さいパーツですから紛失にはくれぐれもご注意を。

■燃料大食いジェット機のF-4にふさわしく、このSWSキットでも増槽タンクは完全装備です。
左右パーツの合いもピタリと決まります。浸透性の強い接着剤で接着後、軽くヤスリまたはプラカンナを当ててペーパーで磨きをすれば綺麗な曲線が再現できます。

■AIM−7E スパローミサイル、空対空ミサイルもできる限り詳細に再現しました。
ミサイルの翼の断面形、その取り付けパイロンやミサイルラックなど、現用機にふさわしい仕上がりがF-4Jをきりりと引き締めてくれます。

■完成したミサイルを前に。 このキットの見所の一つに、充分なボリュームを持ち、かつ正確な断面のレドームの再現も見逃せません。 その絶妙な曲線がF-4の魅力を最大限に引き出します。

■主脚、増槽、各ミサイルを装備させたところ。
詳細に再現された主翼のディティールが、F-4ならではの迫力を醸し出します。未完成なサンプルキットとはいえ、作っても作ってもまだ作っていたい。 そんな気持ちにさせる楽しいキットですぞ。

■力強いランディングギアの造形と正確な各フラップのモールド、そしてエアブレーキや脚カバー内側にも実感たっぷりのモールドが施されています。いつまでも眺めていたい私なのです。

■ほら。こんなに少ないパーツ数で、ここまで詳細なランディングギアが再現です。
取り付け角度も装着も一発で決まるよう部品形状を施しました。 でも仮組み工作は忘れないで、慎重に組み付けてくださいね。

■ここが凄いぞSWSファントム!
機首部分のハイライト。それがコクピット側面下方から前方のラムエアインテークにかけての断面変化を正確に再現したことです。またコクピット側面下方の断面(エラが張ったような)の再現もぜひあなたの目でお確かめください。 あの巨大なF-4も、模型ならこうしてひっくり返して確認、楽しむことができますね。

■ランディングギアとエアブレーキ、そして放熱板の造形にご注目。 これらの部分にも詳細なモールド表現を施しています。 主翼に開けた大きな穴は兵装用パイロンの取り付け穴です。主翼パーツの上下を接着する前に開口することを忘れないでくださいね。

コックピットは1/48スケールキットとしてできる限り細く再現しました。計器盤、サイドコンソールなどの計器はモールドで表現。さらに計器盤とサイドコンソールのグレードアップには細密デカールも付属させ、加工によっては驚くような仕上がりが期待できます。
 もちろんこの通り、空中給油用プローブパイプ展開時の再現もできますぞ。
おっと!射出座席のマーチンベーカーMk.7も7個のパーツで正確に再現しています。

各装備の組み立てが終了。後は機体に装備するだけです。この時の私は完成時期の異なる3個のサンプルキットを与えられ、それらをバラバラに組んだため、実はまだまだあちこちに未解決な部分がありました。
 あなたのお手元には、それらを解決したキットが届きますので、慌てず焦らずじっくりF-4の工作を楽しんでくださいね。

■SWS F-4Jキットの完全装備が完成です。
このアングルは、このキットを組み立てて来たモデラー本人にしか見ることのできない写真です。
3枚連続、角度を変えてご紹介しますのでご覧下さい。
見れば見るほど、ジェット戦闘機の最高傑作と呼ぶにふさわしいファントムの姿が浮かび上がってくるようです。
ここからは見えませんが、翼の上面にはJ/C/D型特有の膨らみ(タイヤの厚みに対応するため)もその微妙な造形を正確に再現しました。

■開口を忘れないでください。
私も、主翼にあらかじめ穴を開けておかなかったばっかりに・・・。あてずっぽうに穴を探さなければならない羽目に陥った苦い経験が沢山あります。薄い主翼のパーツとはいえ、上下を接着してしまえばもうダメ! 太陽にかざそうが、針でつこうが残念で無慈悲な結果が待っていますぞ。

しつこいようですが・・・・あまりにもかっこいいため再度下面の写真をご覧いただきます!
キットを作ったあなた。そしてモデラーだけがこの眺めを手に入れることができるのですもの。
勿論、主翼と胴体下面の微妙な断面変化や各部のモールドも正確に再現しています。
さらにスタビレーターのスロットをできる限り細く、実感高くモールドで再現。
F-4の主翼にふさわしく、正確な厚みを持ち、歪みなく接着できるように設計しています。

サンプルキットF-4J 3機の勢ぞろい。
ほら、大きく左右に張り出したインテークのボリュームとその後のくびれが正確に再現されているでしょ。ここはファントムの再現で大きな山となる大切なところです。こうして角度を変えてF-4の造形美を楽しめるのもスケールモデルならではの醍醐味。 これらがあなたのお好みの塗装再現を身にまとえば、完成後もう数年間は楽しめてしまいます。
買うなら3機に!決まりですね。

■美しいF-4の後ろ姿に惚れ直したのはわたしだけではありますまい!
私の願いは、この力強く美しいF-4のフォルムをどうしても再現したかったのですからもう今は大満足!!尾翼やエレベーターの造形やそのシャープな仕上がりにも自信を持ってあなたにお薦めできます。ほら垂直尾翼の先端も、アンテナフェアリングの有無など別パーツで表現していますぞ。なぜかこの子のドラッグシュートの蓋部品の取り付けはまだですが。

巨大なエアインテークを通してJ79エンジンを見ることができます。が、私のこのカメラではその詳細も残念ながらこのとおり。実際の魅惑的なその光景は、あなたがこのキットを完成させた時に明らかになることでしょう。無論このキットのエンジンはJ型のJ79-10系とC/D型のJ79-15系との差異も再現しています。じっくりグレードアップさせて、一基を完成作品の横に展示するということもあなたならできますぞ。頑張って下さい!

■排気ノズルの造形にもSWSらしさが。
ここでも48サイズで可能な限りのディティールをくわえました。アフタバーナー全開時の轟音と振動が聞こえてくるようです。
さらに胴体後部下面の耐熱部分のモールドも実感たっぷりに再現しました。 巨大なアレスティングフックの各部の造形も楽しめます。

■このSWS F-4Jキットには、カラーガイド及び、詳細なデカールの貼り付け位置案内書が付属しています。 機体を完成させ、じっくりと時間をかけて各部にデカールを貼り付けてゆく。 あなたをはじめ多くのF-4ファンモデラーももっともそれを待ち望んでおられるでしょうね。 私もその時間が一番好きです。

■SWS F-4Jキットのもう一つのハイライト!
それがこのイタリアのカルトグラフ社のデカールです。詳細にして緻密。完成作品の出来栄えを左右する優れたデカールの仕上がりをお楽しみください。

■最後になりましたが、私がプラモ工作に使用している接着剤2種をご紹介しましょう。
写真左が「Mr. CEMENT S」浸透性に優れ、左右に分かれたパーツを指で押さえてその隙間に流し込み、数秒で接着が完了するという優れものです。
写真右は「セメダイン プラモデル用」。 とろみのある材質は、小さなパーツにこれを少量つけて一旦接着すべきところに接着。そのあと、ピンセットなどで角度や位置を変えることができる時間があるので工作に余裕ができます。

  • ■上下の翼、増加タンク、胴体、タイヤなど指で押さえておき、その隙間に流せるパーツにはMr.セメントが便利。
  • ■小さなパーツを指定位置にあてはめて接着する場合などに便利ですよ。

さてさて SWS48 F-4Jキットの前味はいかがでしたでしょうか。

いよいよSWS48 F-4Jキットの製作も最終の段階に突入いたしました。

パッケージ、説明書、塗装ガイド、そしてデカールも準備万端。
   もちろんこれらも素晴らしい仕上がりで発売の瞬間に備えています。

気になるのキットランナー数は透明パーツを入れて全10枚。
 これに加え、カルトグラフ社のデカール、そして懇切丁寧な組み立て説明書にカラーガイドも入って実に豪華な内容となっています。

パッケージのサイズは「縦28.5㎝ × 幅41.5㎝ × 高さ10.5㎝」。

これはSWS32 震電と同じサイズのパッケージとなります。どうぞご期待下さい。

 日本国内での新発売は、いよいよ12月23日(金曜日・祝日)に決定です。天候不良による船便の遅延や港湾ストなど、不測の事故が起こりさえしなければ、もう暫くであなたのお手元にこのF-4Jキットがお届けになります。
※ご予約された方はもう少し早くお届けいたします。

一刻も早くをご希望なら、是非ご予約をお勧めいたします。

 さあ、いよいよ次回は名手「小林直樹」氏による、塗装されたSWS F-4Jの姿を
攻略本に先駆けてお披露目いたしましょう。

 お楽しみに!!

造形村 代表 重田英行


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